【TORJA読者旅行記】#023 カリブ海の楽園 in バハマ
カリブ海の楽園 in バハマ
今月のレポーター Yoshiさん
1月半ばにカリブ海の楽園はバハマに行ってきました。初日の気温は16度と半袖ではほど寒く、若干のくもり空でしたが、私たちはまず滞在先の人に会い、それから彼の友人の車で現地住民がよく行くレストラン「curry」へと向かいました。事前調べの段階で、バハマでは「コンク貝」という貝が有名だとあったので、ここではコンクサラダに挑戦!作り方はシンプルで、玉ねぎ、ピーマン、トマト、コンク貝をみじん切りにし、その上にライムをしぼり、塩・こしょうで味付け。ですが、海水の自然な塩気とライムのさわやかな風味が口の中に広がり、ビールとの相性はバッチリで、ついついやみつきになってしまいました。辺りが薄暗くなってきたころ、次に私たちが訪れたのは、Senor Frog’sというカエルの看板が目印のBar。ここの名物は、特大カクテルで、Nassauと書かれた容器は持ち帰ることができるので、いいお土産に。私たちも話のネタに注文をし、バハマ記念を作りました。
次の日は友達がシャークダイブに出かけるということで、私はのんびりビーチの時間を楽しむことに。持ってきた本を読みながら、エメラルドグリーンの海の波音を聞いていると、何とも言えず心地よい気分になって、波打ち際でうとうと… そんな時間が旅の醍醐味と言えるのでしょう。夜になって、滞在先の人がぜひ食べさせたいものがあると言って出かけた先は、The Fish Fry。ダウンタウンから離れた郊外にあるレストラン街は、車でしか行けませんがとてもオススメです。ここでは、コンク貝を使ったもう一つの料理「コンクフリッター」に挑戦。見た目は、日本のたこ焼きに似ていて、値段も8個入り$4と手軽、ファストフードとして親しまれている料理です。女子2人でシェアして十分お腹が満たされるともあって、私たちもこの旅行でずいぶんお世話になりました。
青く晴れ渡った3日目は、いよいよ私も水着に着替え、いざ国内最大のリゾートホテルAtlantisへと向かいました。とにかく広いこのホテルは、プール、ビーチ、カジノ、水族館、ゴルフ場など、ありとあらゆる娯楽施設が併設されており、バカンスに訪れる観光客で賑わっています。その中の一つ、ウォーターパークに着いた私たちは、ウォータースライダーでめいっぱい楽しみ、すっかりお腹を空かせたあとは、お馴染みのコンクフリッターでお腹を満たし、リカーストアでビールを調達して夜の海岸へ。月の光が揺れる波がとても幻想的で美しく、バハマの海にただただ感嘆の溜息をもらす私たち。滞在先の人たちと、夜の海岸でビールを飲みながら最高の時間を過ごしました。
迎えた最終日。天気も、待っていました!と言わんばかりの晴れ模様で、サングラスが手放せません。10時ころ、朝からせっせと準備をしてくれていた彼らのボートは、乗り込んだ私たちを連れていざ、沖へと走らせます。海の底まで見えるほど透き通った水がどこまでも広がっていて本当に綺麗でした。シュノーケルスポットまで行く途中、何度かボートを止め、素潜りで水中に潜むカニや伊勢海老を捕り、また、海底のコンク貝を拾って、その場でさばいてくれました。40分ほど沖へと出たでしょうか、ようやくシュノーケルのスポットへ到着です。海に潜った私たちの目に飛び込んできたのはまさに海の楽園。魚たちは優雅に泳ぎ、エイは警戒心なく海底でゆらりと漂い、初めて目にしたウミガメは、目と鼻の先の近さにいました。
夢中になって海を楽しめば、空は早くもオレンジ色に染まり始めていました。海岸へ着くころには、ちょうど太陽が水平線へと沈んでゆくところです。お世話になった人たちに感謝をしながら、この旅行を振り返り、幸福感で満たされました。トロントから飛行機で3時間で行けてしまう距離にある楽園、ぜひ訪れてみて欲しいです。
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