TORJA読者旅行記#38
#038 常夏パラダイス マイアミ&バハマ クルージング
今月のレポーター Chiyumiさん
アメリカ広しといえども、世界中の旅行者が訪れる国内2番目に人気の観光都市といえば、常夏パラダイス、“マイアミ”です。マイアミはフロリダ州の東海岸南部に位置し、カリブ海にもほど近く、世界中から豪華客船の集う港町です。カナダで生活を始めてから1年8ヶ月目にして、“温暖な気候”という言葉の意味さえ忘れかけていた頃、私の天使のような友人が手違いで2人分のクルージングチケットを購入してしまったことがきっかけで今回の旅行が緊急計画されました。空港に着いたのは夜11時頃でしたが、空港を出た瞬間の温かい湿気た常夏の空気と椰子の木だらけの街並み、シャトルバスの運転手さん達の常夏柄のシャツ、あちこちから聞こえてくるラテンミュージックとスペイン語…何を取ってもマイアミ感が素晴らしく、着いて早々常夏に来たことを実感。トロントから3時間弱で行けてしまうなんて信じられないほどの別世界でした。マイアミは歴史背景的にもヒスパニック系移民が多く、言語はもちろんのこと文化や雰囲気もラテンの影響を強く受けているのです。ラテン大好きな私にはまさに最高の旅行先。これはもう友人の手違いから発生した旅とは思えませんでした、ラテンがわたしを呼んでいました。←はいはい
さて、6泊7日の今回の旅のハイライトはなんと言ってもマイアミからバハマへのクルージング!数々のトラブルに見舞われた為、バハマでのホテル宿泊ができなかったのが非常に残念ではありましたが、初めてのカリブ海はもはや感動以外の何物でもありませんでした…なんなんでしょうかあの開放感!あの海と空の青さ!人々の陽気さと温かさ!ビールのうまさ!笑 滞在数時間のうちにすっかりバハマの虜となりました。ちなみに皆様に是非お試し頂きたいのはバハミアンビールの“SANDS”です。バハマのバーで2ボトルたったの5ドルで頂けてしまいます。安い!そしてコロナのような飲みやすい爽快な喉越しです。またお土産やさんが軒を連ねるショッピングエリアにも行ったのですが、客引きがとても積極的です。笑 とはいえ、現地の人々と触れ合え、手作りのカワイイお土産がたくさん見つかる場所ですのでバハマ観光の際はぜひ^^
またクルーズ船でのステイがこれまた素晴らしかった!24時間無料のビュッフェが提供され、プール、バーやクラブ、カジノ、コンサートホールまでも完備されているのでエンターテインメントに事欠くことはなく、様々なイベントがあちらこちらで常に開催されており、夜になればデッキのどこからでも満天の星空が堪能でき、建物に邪魔されることなく夕日や朝日を眺めることができるという究極に贅沢な環境の上、洗練されたサービスを提供してくれるクルーの皆様!一生の思い出となる最高な時間を過ごすことが出来ました。
マイアミに戻った後は質素なゲストハウスへ宿泊。クルーズ船ステイとのギャップが激しかったのは言うまでもありませんが、同世代の世界中からの旅行者と友達になれたり、スーパーで買い出した現地ならではの食材で夕飯を作ったり、ゲストハウス主催のイベントへ参加してマイアミのナイトライフを楽しんだりと、違った楽しみ方が出来たこともまた素敵な思い出です。そしてマイアミで忘れてはならない場所と言えば、マイアミビーチ!!毎年たくさんの人々が避寒に訪れ、アメリカ国内の観光名所として毎回上位にランクインするのもうなずける美しいビーチでした。ビーチ沿いのオーシャンドライブでは素敵なレストランやバーがたくさん見つかりますので、こちらも要チェックです!
温暖な気候とラテンの雰囲気の漂うマイアミ。最高に美しい海が堪能できるバハマ。予期せず訪れた2つの場所は、生涯忘れることの出来ない大好きな場所となりました。カナダにいることで、「自分は十分旅行している」と高を括っていた自分が恥ずかしい!世界にはまだ想像もつかない素晴らしい場所がたくさんあるんだということを改めて実感させられた今回の旅。みなさんのお友達が手違いで2人分のツアーを予約してくれるかは分かりませんが(笑)もしそういった機会があったら是非ぜひ行ってみてください!トロントとは全く違う世界が広がっていますよ^^
“The world is a book, and those who do not travel read only a page.” 世界は一冊の本であり、旅をしない者はたった1ページしか読んでいないのと同じである
-Saint Augustine (古代ローマのキリスト教神学者)
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