TORJA読者旅行記#57 グアテマラ
#057 グアテマラ
今月のレポーター Rinさん
グアテマラ。メキシコの南、セントラルアメリカに位置する国である。グアテマラはコーヒー、チョコレート、ボルケーノなどが有名であり、何といっても一年中暖かいリゾート国。今回なぜ私がグアテマラを訪れたのかというと、トロントで出会って一番仲の良くなった友達に会いに行くためである。私が滞在したのはグアテマラシティで、他にはLake Atitlan、Antigua Guatemala、Monterrico Beachに行ってきた。今回は私が訪れた順にこれら観光地を紹介していきたいと思う。その前にまずはグアテマラの気候についても簡単にご紹介!
私がグアテマラに滞在していたのは12月の中旬から2週間、俗にいうWinter Seasonであるが、なんとグアテマラでは平均20〜30度、ビーチでは最高気温34度でケータイをたった10分程度、外に出しているだけで電源が切れてしまうほどの暑さであった。ただ、朝、晩は肌寒くなるので、薄手のカーディガンは必須である。
まず、4日間滞在したLake Atitlan。シティーからは車で3時間くらい。この湖はグアテマラではとても有名で、またボルケーノが見ものである。ここは多くの島と隣接し私はSan Juan la Laguna、 Santiago la Lagunaに連れて行ってもらった。到着した日はホテルのジャグジーからボルケーノと夕日をゆっくり眺め、夜はPanajachel CityにTok Tokで移動し、ラテンミュージックのライブがあるレストランで外食。周りではみんなが踊り、これぞ、ラテンアメリカ!と感じられる場所だった。
次の日は周りの島々を巡り、その途中のSan Marcosで湖ダイブを初経験し、San Juan、Santiagoの二か所に移動。この2つの島、なんとお土産がGuatemala Cityで買うよりうんと安いうえに、値切ることができる!それに原色の織りなす美しい景色は都市では体験できない楽しさがあった。
次に訪れたのはAntigua Guatemala。ここはグアテマラ留学に来るほとんどの人が滞在する主要スポットかつ一番の観光地である。Guatemala Cityからは車で1時間ほどで、Antiguaの古都パステルカラーのコロニアル風の街並みには圧倒された。なかにはマヤ一族が着るウイピルという民族衣装を着ている人たちもいてとても趣深かった。またルーフトップのレストランにいくと、ボルケーノを含む豊かな自然を一望できる。夜は多くの人で賑わい、ラテンパーティーの始まりである!
そして最後に訪れたMonterrico Beachは私の一番のお気に入りとなった場所である。車で2時間ほどに位置し、自然からできたBlack Sandのなんとも美しいビーチと海が魅力的な場所だ。周りはBeach Houseが多く、私も友達の叔父が持つBeach Houseで3日間滞在した。ここは特に日差しが強く、水分補給は必須である。しかし、ハンモックの上で一日のんびりとできる幸せは言葉では言い表せないほどであった。お昼ご飯を食べに近くのリゾートホテルに行くと、きれいなプール、また傍にはBlack Sand Beach。リゾート地ならではの美しさは何も考えず、ひと時の幸せを感じるにはとっておきの場所である!
また今回私はクリスマスをグアテマラで過ごすという大変貴重な経験をさせてもらった。グアテマラでは北米同様、家族や親戚と過ごすのが主流。日本のクリスマスしか経験したことがなかった私にとって、家族の大切さを教えてくれたかけがえのない思い出である。私はこれまで有名な観光国しか訪れたことがなく、グアテマラのような自然がとても美しく、人々は日本人のようなシャイさが全くなく、とても陽気で優しく、スペイン語を話せない私でも快く受け入れてくれるという環境を始めて体験した。この経験でまた一つ、自分の殻を破り、次へのステップにわくわくできる私を与えてくれた私の友達、その家族、グアテマラの人々、自然に感謝!
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