【TORJA読者旅行記】#025 憧れのケベック! 旅行私記
憧れのケベック! 旅行私記
今月のレポーターAyaさん

美しい街並や風景とともに複雑な歴史を併せ持つ、深い魅力に富んだケベック・シティ。旧市街は1日で歩ききってしまえる小さな街ですが、ひとつひとつに足を留めていると、いつのまにか時間が経ってしまいます。新市街も含めて、十人十色の歩き方があると思います。私の旅が、皆さんの旅行計画の参考になれば幸いです!
トロントからケベック・シティまで、私は変わりゆく街並を観たかったので、VIA RAIL鉄道を選びました。モントリオールで乗り継ぎ、片道約9時間(!)かかりますが、VIA RAIL鉄道はWiFi環境が整っており、PCを持ち込むと用意されたドラマやニュースを観ることができ、またインターネットに接続できるので仕事をすることもできます。出発日は、私はホテルに直行し、翌日から観光を楽しみました。今回の旅行ではとても素敵なB&Bに滞在したので、その紹介も最後でさせていただきますね!
翌朝、ホテルから徒歩7分ほどのケベック美術館を一番に訪ねました。35,000点以上ものコレクションを所有するケベック州最大の美術館です。常設展ではケベック出身のアーティストの作品が展示されています。その中のひとり、Jean Paul Lemieux(1904-1990)の詩的な作品が素敵だと思っていたら、街の土産店でプリントを見かけたので思い出に購入しました。戦場公園の一角にあるこの美術館は、裏庭に出るとなだらかな丘陵が広がり街を一望できます。とても素敵な裏庭なので、もし立ち寄られたら、忘れずに外に出てみてください!
美術館から目抜き通りのグランダレ通りを歩き、いざ旧市街へ!アッパータウン(城壁に囲まれた部分)を突っ切ってロウアータウン(城壁の外の城下町的な部分)まで歩きました。石造りの建物とそのファサードの色使い、看板のデザインなど、城壁に囲まれたこの小さな街の趣は、まさにフランス。北米で最も古い繁華街といわれるプチ・シャンプラン地区でウィンドウショッピングを楽しみ、ケベック・シティ発祥の地ロワイヤル広場を通り、ロウアータウンを一周したところでフェニキュレール(アッパータウンとロウアータウンを結ぶケーブルカー/$2.75)でアッパータウンへ戻りました。とても良いお天気だったので、セントローレンス川沿いに西に続くテラス・デュフラン(板張りの遊歩道)を気持ちよく歩き、対岸のオルレアン島やシャトー・フロントナックの全体像を眺めました。
シタデル(要塞)まで足を伸ばしてみたところ、午後6時から内部を見学できるガイドツアー($10)があるというので参加することにしました。ツアーでは、建物と建設当時の歴史背景を詳しく説明してくれます。(英語力に自信のある方にはお薦めです!ちなみに私の英語力では、ついていけませんでした。)このツアー中で、ケベック・シティで最も高いスポットから辺りを一望することができます。イギリス統治時代に建設されたシタデルの正面門にはイギリス式の真っ赤なユニフォームを着用した衛兵が2人立っています。でありながら、使われる言語はフランス語です。複雑な歴史の一端をここでも垣間みます。
2日目はショートツアー(ホテルから予約/$55)に参加し、郊外まで足を伸ばしました。優美なモンモランシーの滝、カトリック三大巡礼地として知られるサンタン・ド・ポープレ大聖堂の他、地元の美味しいショコラティエやアルバート・ギル・コッパー美術館に立ち寄ってくれます。この郊外にはフレンチスタイルの愛らしい住居が見られ、メープルの森の緑と晴天にも恵まれて、穏やかな1日を過ごすことができました。ツアーは午前10時出発〜午後2時ぐらい、見学が終わり次第終了という感じです。
最終日は、残念なことに天気予報通り雨でしたので、旧市街地をおさらいするように歩き、また、シャトー・フロントナックやノートルダム大聖堂、要塞博物館(ケベックの歴史のショートフィルムを上映)、200年以上前に刑務所として建てられたMorrin Centre(現在はケベックで最も美しい図書館のひとつ)など、屋内を楽しめる場所を訪ねました。
その他、美味しいレストランや街のベーカリー、可愛らしいお土産店など、まだまだご紹介したいことはたくさんあるのですが、百聞は一見にしかず、ぜひ、魅力あふれるケベックを訪ねてみてください。きっと忘れられない思い出になるはずです!
ホテル・ブラマク(La Maison Bourlamaque)
カナディアンのご主人と日本人の尚子さんご夫婦で経営されている、加日折衷のシンプルでセンスの良い清潔なB&Bです。3種類のメニューから好きなメインを選べる、とても美味しい朝食をいただくことができます。連泊される方に特にお薦めです。尚子さんと日本語で話せるのも嬉しいところ。旧市街まで徒歩15分ほどの距離にあります。また、魅力的なお店が並んでいるグランダレ通りとル・サンジャン通りのどちらからも旧市街へ向かえるので、ウィンドウショッピングを楽しめます。
www.maison-bourlamaque.com/jp
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