世界女酒場放浪記 #09
日本酒利酒師 松本真梨子が行く世界女酒場放浪記
第9回「38か所巡りました!ナイアガラワイナリー②」
こんにちは!私は今南半球のチリにおり、季節は冬。といっても気温は15度前後という何とも居心地の良い中、のんびりワインを飲みながらゆっくりしております。9月から徐々に気温があがり、春到来もすぐそこに…日本、カナダと季節が逆なので何だか変な感じです。(ブログで旅の記録を更新中『世界おんな酒場放浪記』 sekaionnasakaba.ciao.jp)
先月に引き続き、38か所巡ったナイアガラワイナリーの中で私のおすすめを9月も紹介していきたいと思います。今月はナイアガラオンザレイクに行く前のエリア『BeamsvilleからSt Catharines周辺』の私のトップ3を発表いたします。
Tawse Winery / 3955 Cherry Avenue, Po Box 822, Vineland
トーズ家が家族経営するワイナリー。その年のカナダ最優秀ワイナリー(カナダズワイナリーオブザイヤー)に2010~2012の3年間連続で選ばれた。オーガニック認定されている畑を持ち、ビオデナミ手法でワイン造りを心掛けている。
★テイスティングした瞬間、フランスのブルゴーニュ地方のワインにすごく似ていると思った。整った味の構成に加え、複雑性、バランス感、そして長い余韻。テロワールの個性も感じられる、満足のいく味わい。

Creekside Estate Winery / 2170 Forth Ave, Jordan
1997年に11エーカーの小さな畑からスタートしたワイナリー。当時オンタリオのワイン造りではとても新しいブドウ品種ソーヴィニョンブランとシラーを使いワインを作り続けてきた。
★このワイナリーのソーヴィニョンブランを口にした時、他のワイナリーとは確実に異なる味わいがした。柑橘系の果実風味をベースに、レモングラスなどのハーブの香り、酸のバランスも絶妙で、ソーヴィニョンブランの個性をしっかり引き出している。

Henry of Pelham Estate Winery / 1469 Pelham Rd., R.R.#1,St. Catharines
1988年にオープンした家族経営ワイナリー。当初オンタリオ産ブドウ100%で作るワイナリーは数えるほどしかなかったが、スタートからそれを守り続けている。先代の知恵を受け継いでいくことをモットーに、現在7銘柄に分けて、伝統と革新をワインで表現している。
★各ブドウ品種の特徴を味わえ、酸味と果実風味のバランスがとても良い。お手頃なシリーズから、晴れの日に飲みたいものまで、色々な種類をそろえているのも魅力の1つ。

美味しさは5感につながっている、と私は思います。葡萄畑を見ながらそこの空気やにおいを感じ、またワイナリーを見学した後に飲むワインは、またいつもと違った、思い出深い味わいになるに違いないと思います。LCBOで購入できないワインも多数ありますので、寒くなる前にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?今宵も皆さんが素敵な1杯に巡り合えますように…乾杯!
松本 真梨子
2014年に渡加し、日本酒・焼酎インポーター酒蔵CANADAで営業と居酒屋KoyoiNorthYorkでマネージャーを経験。現在中南米を中心に飲み歩き珍道中。







