【第60回】日本の投資情報をカナダでも役立てる!|みらいのカナダ株式投資大作戦
今回紹介するのは「日本の投資情報をカナダでも役立てる方法」。例えばこんな経験ない?(間違ってたらごめんね!)
- カナダの金融機関の情報をみても、いまいちどうすればいいかわからない
- X(Twitter)など日本の投資家たちの話題を見ても、なかなかカナダに関する話題がでてこない
そこで今回は日本の投資家たちの話題から「カナダでどんな金融商品を選んで、どう投資するか」を参考にする考え方、具体的な商品例を挙げつつ紹介するね!
日本の個人の間でいま定番化している資産形成方法とは
日本では2018年に投資信託「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(いわゆるオルカン)」が登場してから、個人の資産形成はオルカンを買おう、という風潮が強くなりました。
最近のSNSで比較的よく見かける投資スタイルは、「まずオルカンに積み立て、それに加えて高配当株やアメリカの巨大IT企業など、その人が気になる商品を買う」というものです。
たぶん、あなたも日本語で投資の話題・資産形成の方法を探したら、オルカンの話題を見たことあると思うんです。
当然ではありますが、オルカンはカナダでは買えません。そこで「オルカンが何をしているのか」「オルカンと同じ投資をカナダでもできるか」に注目し、もうちょっと深堀してみましょう。
オルカンはどんな投資なの?
オルカンがやってること。それは「全世界株式への分散投資」です。ここで全世界株式とは、日本やアメリカ、カナダなどの23の先進国の株式市場に加えて、中国やインドなどの成長著しい24の新興国の株式市場も含みます。
計47の国・地域の株式市場に上場する株式に幅広く分散投資する。それがオルカンがやってることです。
分散投資するのはなぜでしょう?
例えば、日本の株価(日経平均株価)は、1989年に最高値を記録した後、約30年以上も記録を更新できませんでした。一方、その間に力強く値上がりし続けたのはアメリカの株価です。
とはいえ、アメリカの株価も2000年代には低迷した期間があります。その時強いパフォーマンスを見せた国が、実はカナダなんです。
ここからわかるように、1つの国だけに集中投資すると、その国特有の事情で運用成績が低迷することがあります。30年も低迷されたら、お金増やせないかもしれない。
そこで、いろんな国に分散投資したら、1つの国の株価が低迷しても、他の国の株価でカバーできたら、トータルではだいたいうまくいくよね、と。
つまりオルカンの本質は、世界の魅力的な国・地域に幅広く分散投資し、その平均値を狙う投資、と言えるでしょうか。
全世界分散投資?カナダでもできます!
では、ここでオルカンの概念を取り入れてみましょう。ポイントは「世界の魅力的な国・地域に幅広く分散投資する」をカナダの金融商品を通して再現するのです。
具体的な金融商品例を挙げると、例えば、iShares Core MSCI All Country World ex Canada Index ETF(XAW)。このETF1つでカナダ株を除いた先進国株と新興国株に投資できます。
カナダ株にも投資するならば、別途カナダ株ETF(XICやVCNなど)を組み合わせる必要があります。カナダ株ETFは3%程度、残り97%をXAWとすれば、疑似オルカンっぽくなりますね。
また、Vanguard All-Equity ETF Portfolio(VEQT)はカナダ株も含む全世界株式に投資できるETF。カナダ株の比率が約30%と大きめに設定されている点が特徴的です。
このように「オルカンの投資先に注目し、それをカナダの金融商品で再現してみる」
途中の「翻訳作業」がちょっと大変ですが、慣れてくると日本のSNSの話題を参考にしやすくなります。
余談。オルカンと似た商品を教えて!
ちなみに今回、ChatGPTなどのAIに「日本のオルカン、米国ETFのVTみたいな商品がカナダ市場にあるか調べて」と聞いて、挙がってきたETFがXAWやVEQTでした。
SNSで日本の投資家の間で話題の金融商品を見つけたら、「似たような金融商品、カナダにもある?」って聞いてみるといいかも。定番どころは結構出てくると思うよ!ぜひ試してみてね!









