【トロント日本映画祭 2025】14回目の開催を盛況のうちに閉幕|Toronto Japanese Film Festival
カナダ最大の日本映画祭「トロント日本映画祭(Toronto Japanese Film Festival、TJFF)」が、6月26日、クロージング作品 『サンセット・サンライズ』の上映をもって無事閉幕を迎えた。
今年で14回目を迎えた同映画祭には、日本からも映画監督や制作関係者が参加し、カナダ国内外の多くの映画ファンが集結。世界に向けて、日本映画が持つ多彩な魅力と深い物語性を力強く発信した。
2025年度受賞作品

審査員最優秀作品賞に選ばれたのは、吉田大八監督の『敵』。また、審査員から高く評価され、審査員スペシャルメンションに選出されたのは、金子雅和監督の『光る川』である。

さらに、観客の投票によって決定する「KOBAYASHI AUDIENCE CHOICE AWARD」 には、2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の活動を支えるサーロー節子氏の軌跡を描いたドキュメンタリー『ヒロシマへの誓い』 が輝いた。
上映当日には、サーロー節子さんをはじめ、スーザン・ストリクラー監督、プロデューサーの竹内道さん、そして放送ジャーナリストのメアリー・イトウ氏をモデレーターに迎えたパネルディスカッションが行われ、会場は大きな反響に包まれた。

今年も話題作から新進気鋭の監督による作品まで幅広いラインナップが揃い、北米の映画ファンに日本映画の多様性と独自性を強く印象づけた。
主催者は「観客と映画を結びつけるこの文化交流を、今後さらに発展させていきたい」と語り、来年の開催にも期待が寄せられている。













