フォード州知事、公的病院で保留になっている手術を営利病院にて解決と発表|TORJAニュース報道局

昨年5月のCBCの記事によると、オンタリオ州はコロナ禍のため100万件ほどの手術を先延ばしにしていることが明らかになった。だが、中には5年ほど待っている患者もおり、残念ながら原因はコロナだけではないようだ。この問題を解決するためにフォード州首相は今年1月中旬、公的病院が行うはずの膨大な量の手術を営利病院に引き継いでもらうと公言。

これに対して公的医療の団体や労働組合は州から公的医療への資金がなくなるうえ人手までも失ってしまうと心配している。患者らはOHIP(オンタリオ州健康保険)が適用すると想像するだろうが、「営利病院の場合医療費が発生する可能性も否定できない」と予言する医療専門家もいる。現在最も引き継ぎを必要としている手術は白内障と人工関節置換術などの整形外科手術だそうだ。
公的医療団体を率いるリーダーたちが恐れているのはオンタリオ州の医療の「米国化」。営利病院が関わるとはアメリカのようにお金を持っている人が優先的に医療を受けられるシステムになるということ。そして営利病院に人手が行ってしまえば公的医療はますますひっ迫することになります。今後の動きが気になるニュースです。






