ティーンによる殺人や暴行が相次ぐ|TORJAニュース報道局
昨年12月末、トロントのYork St.とUniversity Ave.の交差点でティーンエイジャーの女子8人がホームレスの男性を刺し殺す恐ろしい事件が報道された。その8人のうち3人は13歳、ほか3人は14歳、そして16歳が2人だった。トロントの様々なエリアから集まった彼女たちはSNSで知り合ったと警察は見ているが、どうしてその夜集まったのかなど殺人の動機などは分かっていない。
被害者が亡くなる12月18日の早朝のわずか20分前にもティーンの女子8人から10人がTTCのライン1で暴行を加えていたことがわかった。犯行はQueen’s Park、St.Patrick、Osgoode、St. Andrew、Unionの5つの駅で起きた。二つの事件は同じグループに及ぶ犯行なのかはまだはっきりわかっていない。
コロナ禍になってからティーン世代のメンタルヘルスが心配されています。人に会えず孤独を感じている子や、暇をどうもてあましていいか分からずにいる子たちは多いのでは。SNSで人と繋がれても対面で築く友情とはまた違うもの。犯罪は犯罪ですが、少女らは心の支えを必要としていたのかも知れないと考えると胸が痛みます。