大きな価格調整の可能性も危ぶむ声も!|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート
出典: TREB ※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

2020年9月のTREB全域の総取引数は1万1,083件で、昨年同月の7,791件からプラス42.3%と大きく増加しました。先月に続きマーケットは勢いをつけ移行しています。
対して新規リスティング数はプラス30.8%、有効リスティング数はプラス5.3%となっています。一定の供給はあるものの、需要が大きく上回っている状態ですね。
全物件タイプを含む平均価格は96万0,772ドル
昨年9月比でプラス14.0%の伸びを見せています。平均売却日数はマイナス35%以上とマーケットは非常に速く動いています。
【物件タイプ別の平均価格】

価格上昇も少し落ち着きを取り戻したかにも見えます
全物件タイプで市外での伸びが市内のそれを上回っており、また総取引数の7割近くは市外であることから買い手の動向が読み取れます。市内をさらに詳しく見ますと、9月に売り出されたコンドアパート件数は前年同月比プラス215%と倍増しています。COVID-19の影響でテナントがおらず、空室率の急上昇とともに家賃も大きく下がっており、それを狙った借り換え移動も起きています。
損切のためのコンド売却もさる事ながら、持ちコンドに住んでいたオーナーも在宅勤務により必要なスペースを求めコンドを売り、郊外の比較的大きな家に移り住むケースが目立っています。
コンドの急激な在庫増加と需要減、また新築コンドの完成によるマーケットへのユニット投入などあいまって、大きな価格調整の可能性も危ぶむ声もあります。しばらくは要注意と思っていた方が良いでしょう。





