相変わらずの物件不足により価格は高騰。2021年のマーケットを通年で振り返る|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート
出典: TREB ※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

2022年1月のTREB全域・全物件タイプの総取引数は5,636件となり、2021年1月の6,888件からマイナス18.2%の減少となりました。新規リスティング数はマイナス15.5%、有効リスティング数はマイナス44.0%と相変わらずの物件不足です。当然の事ながらビディングウォーが激しく、価格高騰につながっています。
全物件タイプの平均価格は124万2,793ドルで、2021年同月の96万6,068ドルからプラス28.6%と大幅アップとなっています。平均売却日数はマイナス45.5%とマーケットはスピードを保ち推移しています。Bank of Canadaの利上げ前にといった消費者の考えが影響していることも考えられます。
【物件タイプ別の平均価格】

の順に並んでいます。
市外の上昇率が全物件タイプで30%を越しているのはそれだけ市外のマーケットが活発である裏付けでしょうか。市内も高いレベルの伸びを保っていますね。
TOKO’s EYE
2021年のマーケットを通年で振り返ってみると…
平均価格は109万5,475ドルで2020年平均からプラス17.8%上昇し、COVID-19の影響もあり鎮静化していたコンドマーケットが復活急上昇を遂げました。
2020年の取引総数は12万1,712件で2016年の最高記録を更新し、2020年の9万5,066件から大幅アップ。物件不足による競争の激化で二桁台の伸びの常態化も特筆すべきでしょう。
Single Family新築住宅のマーケットは軟調で2020年から20%減少しましたが、Pre-Constructionコンドの売れ行きが非常に好調でした。特にトロント市とダラム地域がそれを牽引しています。2022年はまだ分かりませんが需要と供給のアンバランスが解消されない限り、基本傾向は変わらないかと思われます。





