マーケットはまだ回復せず。春以降はマシになるか?!|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート

2024年12月のTREEB全域・全物件タイプの総取引数は3,359件となり、2023年12月の3,419件からマイナス1.8%となりました。その前の2ヶ月は40%以上の増加が続いていましたが、年末に急なスローダウンです。
全物件タイプの平均価格は106万7,186ドルで、前年同月の108万4,757ドルからマイナス1.6%の微減。新規リスティング数はプラス20.2%、有効リスティング数はプラス48.5%と増加しています。平均売却日数は56日間で、2023年12月の49日間からプラス14.3%の上昇。これは過去10年の12月の数字としては最大値です。マーケットの動きの鈍さがはっきりと出ていますね。
物件タイプ別に平均売却価格を見てみますと、
の順に並びました。
TOKO’s EYE
2024年後半にはカナダ中銀が何度かレート切り下げを行いマーケットへの好影響が期待されましたが、現時点においてはまだまだ回復に転じたとは言えない状態です。
要因として考えられるのは政策レートは下がり始めたものの、銀行の住宅ローンレートに反映されきれていないこと、また物価上昇率はある抑制されましたが、物価自体は高止まりしていること、失業率が上昇傾向にあること、対米ドルで加ドル安の状況、トランプ氏の政策により想定されるカナダ経済へのストレス、など経済状況への不安定さと不透明感を増すものが多数あります。
春以降にはマシになるとの予測もありますが、今後も注意深く見守りましょう。





