物件価格は少しずつ下へ。売り手は長い売却期間と値下げの必要を予想すべき?!|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート

2025年3月のTREEB全域・全物件タイプの総取引数は5,011件で、2024同月の6,519件からマイナス23.1%と2割以上の減少を見せました。春のマーケットになり活性化も期待されていますが、スタートはゆっくりとしています。
全物件タイプの平均価格は109万3,254ドルとなり、昨年同月の112万964ドルからマイナス2.5%の減少。新規リスティング数はプラス28.6%ですが、有効リスティング数はプラス88.8%の2万3.462件で過去10年を見ても最高レベル。今後在庫数が大きく増え続けると価格下落の要因となり得るわけで気になる点ですね。
平均売却日数は36日間で2024年同月の29日間からプラス24.1%と長くなっており、マーケットの動きは更に鈍化しています。
物件タイプ別に平均売却価格を見てみますと、
の順に並びました。
TOKO’s EYE
プラスは市内のセミデタッチとデタッチのみ、また全物件タイプで市外の下げ幅が大きくなっているのに注意しましょう。エリアと物件タイプ、価格帯により差が見られ、特に売却価格が1.2から1.3ミリオン程度までのデタッチは複数オファーが集まるケースも散見されています。
ですが全体的に物件価格はジリジリと下がり続けているといっても間違いではなく、売り手は長い売却期間と値下げの必要を予想すべきかと思われます。この状況は明らかに米国との経済摩擦に起因する不景気感の影響が大きく、広い意味での経済状況の好転が見られるまではマーケットは低調さを脱却するのは難しいかも知れません。





