自分のキャリアや仕事について考える時の基準として、単に「就きたい職業」ではなく、「自分が人の役に立てること」は何かを考えてみましょう。|留学カウンセラーが説くワーホリカナダ生活 Vol.141

ここ最近、ワーキングホリデーで相談に来られる皆さんから、現地の仕事探しの際にどうやったら理想の仕事が見つかるかのアドバイスを求められたり、帰国後の就職についてどういった仕事につけるのか、キャリア形成をしたいけど何からすべきなのかなどの就職に関する相談をされることが特に多くなってきました。中には、日本で実は既に内定が決まっているけど、よくよく考えたらやりたい仕事なのかわからない、という方も結構いらっしゃいます。実際多くの若者の皆さんが自分のキャリアについて悩んでいて、自分がそもそもやりたいことがわからない、という方がとても多くなってきた気がします。自分は何ができるかもよくわからないので、レジュメの添削をしていてもほとんど自己アピールができておらず、みんな同じようなレジュメを書いているのが印象的です。
キャリア番外編:自分のキャリアや仕事について考える時の基準として、単に「就きたい職業」ではなく、「自分が人の役に立てること」は何かを考えてみましょう。

本来欧米では、就職活動をする際のレジュメには最初に自己アピール点や自分の長所、資格、経験などをまとめたSummeryとかHighlights of Qualificationといったようなカテゴリーがあるのが一般的です。ただワーホリの皆さんが自分で作成したレジュメを見てみると、その一番の要となる自己アピールが全く伝わらない内容ばかりなのです。本来であれば、雇用主には「私はこんな経験があって、こういう資格もあり、こういったことで過去の仕事で成果も出したことがありますよ。そして性格が勤勉だしチームワークあるし、リーダー性もありますよ」というようなことが書かれているものなのですが、日本人の皆さんのレジュメをみると、本当に単純に過去の仕事で何をしていたかという内容だけで、何も自己アピールが伝わりません。
レジュメで雇用主に伝えたいことは、「私を雇ったらあなたの会社に有益な人材ですよ」ということです。雇用主側に「この人だったら会社のビジネスのAsset(財産)になってくれそうだ」と思わせることなのです。就職活動やキャリアを決めていく過程でも、このマインドセットがとても大切で、「自分は人のために(会社のために)何か役立てることがあるか」をポイントに考えて仕事探しをしていくことが重要だったりするのです。
かく言う私も、いつも仕事で行き詰まりを感じたときや色々うまくいかない時に、私が誰かに役立つことができているのか、他にできることはないかを色々考えたりします。必ずしもそれが上手くいくとは限りませんし、理想の職業についているわけではないかもしれませんが、どんな仕事であれ何らかの形で「会社(またはお客様)の役に立てた!喜んでもらえた!」と思えた瞬間があったとしたらその仕事のやりがいを感じると思います。
自分のキャリアや仕事について悩んだ時には、「やりたいことが分からないから就きたい職業もわからない」ではなく、「自分ができることで他人に役に立つことができそうな事は何だろう」という視点で見てみると、自分に適した仕事が見つかるかもしれませんね。










