Donationを有効に利用しましょう!|留学カウンセラーが説くワーホリカナダ生活 Vol.65
早くも3月となり、私事ながら娘のユミナも1歳を迎えました。この時期は日本でも学校では卒業式があったり仕事の面でも年度末にあたる月だったりして、ある意味節目の月となりますね。また長い冬も終わりに近づき、春の準備が始まる時期ということで、衣替えやSpring Cleaningの季節でもあります。この節目の時期に要らなくなった日用品や衣類などを処分する際にベストな方法としてDonationという方法が挙げられます。
日常生活編25: 不用になった衣類や日用品などの処分方法としてDonationを有効に利用しましょう!
赤ん坊や小さな子供がいると、特に子供の衣類やおもちゃ、家具なども短期間で殆ど使わないまま成長に合わせて不要になってしまうことが本当に多くなります。周りからギフトでもらったものや一時的に必要になったものなどが沢山あり、それを整理するのも一苦労です。それと同じで例えば留学を終えて帰国前になってくると、現地で使っていたけど要らなくなったものや荷物が増えてしまうのを防ぐために帰国前にできるだけのものを処分する機会が増えてきます。そういったものを処分する方法としては、クラシファイドに載せて売買するという手もありますし、ガレージセール(こちらの人は引越し前や春のスプリングクリーニングの機会に合わせて家の前で即席フリーマーケットのように売るためのブースを設けたりします)を行うという手もあるでしょう。勿論知り合いに譲ることもあるでしょうし、弊社のオフィスには帰国の皆さんが不要になったものを置いていって他の皆さんが自由に持っていけるように“Take Free”ボックスを設置しているのでそちらを利用するという手もあります。
ただ最も手っ取り早くて他の人にも役に立つ方法として街中にあるDonation Bin(ドネーションボックス)があげられます。私もよく使うのですが、不要になった衣類などを袋にまとめて最寄のBoxに持っていき、その中にポンと入れるのみです。勿論このBoxに入れるべきでないものなどもありますので(原則としては衣類や靴、バッグなどといったもののみ)それらはあらかじめ確認をしておく必要がありますが、衣類の処分にはこれが一番便利だと思います。これらのBoxで寄付された衣類などはチャリティ団体で使われたり、Value VillageのようなThrift Shopと呼ばれるセカンドハンドの商品を格安で販売しているお店に送られることになります。Value Villageは現地で生活をしていると自然とその存在が耳に入ってくる有名なお店で市内にも多数店舗があります。弊社スタッフのユウタさんはこのValue Villageを大活用していて、衣類に掛けるお金に関しては相当節約されています。ハロウィーンのコスチュームなど一時的にしか使わないようなものなどを入手したい時にもこういったThrift Shopはとてもありがたい存在ですね。こうやって誰かにとって不要になったものでも他の人に役に立つというサイクルを上手く利用すれば気持ちよく処分できます。お店に直接寄付しに行く手もありますが、お店が近くにない場合などはやはりこのBoxが便利です。最寄のBoxを探して是非活用してみてはいかがでしょうか。
高林紘子
East-West カナダ留学センタートロント社代表
大学卒業後2001年に語学留学でトロントに渡来。語学留学とビジネススクール、ワーホリなどを経たのち、ジョージブラウンカレッジに進学。 成績上位者Dean’s Honour のタイトルを得てPost-Graduate Diploma取得。カレッジ卒業後、現職に就き就労ビザを経たのち永住権取得。カウンセリングした留学生は延べ1千人以上にも及ぶ。