自分で出来そうな手続きや作業は少なくとも出来るだけのところはやってみよう|留学カウンセラーが説くワーホリカナダ生活 Vol.99


今年に入ってからもコロナの新型変種株オミクロンの発生とその驚異的な感染力の影響でまたもや色々な制限に左右される生活が続きましたが、やっと少し規制緩和もされ始めましたね。私も娘のミニボスを連れて外出することもまた増えてきましたが、これまで家にいることが多かったせいかミニボスは出かける時の身支度が面倒くさくて、自分で着替えも出来るはずなのに甘えて自分で支度をしようとしない時があり、外出前はいつもバトルになります。私は娘には自分で出来ることは少なくともやろうと努力する姿勢を持ってもらいたいので毎回もどかしくなるのですが、時々留学生とカウンセリングをしていても同じような気持ちになる事があります。
日常生活編53:自分で出来そうな手続きや作業は少なくとも出来るだけのところはやってみようと努力する姿勢を大事にしましょう!
留学するとなれば、そのための準備や手続きに関する情報収集やリサーチがまず重要になってきますが、その段階でエージェントなどに問い合わせをしてみたり知人の留学経験者などに聞いてみたりというところからスタートする方は多いと思います。留学したいと思ってもいざ準備を進めるとなれば分からない事が沢山あるでしょうし、その手続きや作業工程なども初めて行う事ばかりなので多くの不安を持たれることは間違いないでしょう。だからこそ留学エージェントに色々な質問をしてアドバイスを貰い一つ一つ分からないところを解消しながら着実に準備を進めていく、というのが本来の形なはずなのに、いつの間にか「分からなくて不安だからエージェントに作業を代わりに全部任せる」という考えになってしまう方がよく見られます。準備作業をエージェントに任せきりにして、進展があればエージェントから案内してもらう、といった受け身状態のコメントなども時々見られます。
確かにお金を出せばその様にすべて至れり尽くせりで留学の準備を全部肩代わりしてもらえるサービスを提供しているエージェントもいるかもしれません。でも残念ながら弊社はそうではありません…。私としては、せっかく自身が留学という経験をしてみたいと思ったのであれば、それを自分の成長につなげるためにも、準備段階から自力で出来そうなことはやってみることでその工程や仕組みなどをある程度把握して知識や経験に繋げるという意識を、留学生一人一人に持ってもらいたいと思っています。そのために私が持っている知識と情報、経験などを皆さんにシェアしながら、留学準備やお手続きについて皆さんが出来るだけ「自分で出来るようになる」ためのサポートをする意味でのカウンセリングをしています。
留学は旅行会社が企画提供しているツアーに参加するのとは違います。準備段階やその過程で何か分からなかったり、状況などを知りたい時には、エージェントからの案内を待つのではなく「自分から」質問していく。そういった形で準備段階から自分で進んで行動に移すという姿勢を培っていくことで、留学中はもちろん生活面一般でもより充実した暮らし方ができるようになると言えるでしょう。
