H.I.S.オススメ オトナの旅 ~モントリオール~
モントリオール
米のパリとして有名なケベック州、モントリオール。トロントから北東へ車で約6時間程。他にバス、VIA鉄道、飛行機など交通手段は様々。トロントから週末1泊2日でカジュアルに遊びに行ける距離感が嬉しい。今回は春夏秋冬様々な変化を見せるヨーロピアンな香り漂うカナダのパリ、モントリオールの魅力に迫る。
カナダの母国語は英語・フランス語と定められているが、この二言語を最も上手く使い分け生活をしているのはカナダの中でもモントリオール在住の人々(Montrealer:モントリオーラー)だろう。少しカントリーサイドへ行くと“Bonjour!”の呼びかけで店員さんが挨拶をしてくれる。英語生活をしている“日本人トロントニアン”にとってはカナダにいながらフランスに来たかのような感覚に浸れるとても魅力的な瞬間だ。
そんなとてもヨーロピアンな雰囲気漂うモントリオールはレストランやカフェ、食生活の水準が非常に高い。テイクアウト用のお寿司屋さんから高級フランス料理店まで、どのレストランを選んでも損をすることはない。フレンチ色が強いだけあってハイセンスで美味なカフェも非常に多い。今回は個人的に大ファンな2件をご紹介させて頂こう。
まずはセントローレンス川に近くオールドモントリオールに位置するOlive et Gourmando。モントリオーラーに大人気のオーガニックカフェだ。ランチ時には行列が途切れないこちら、他では味わえないホットパニーニや目移りしてしまうほどのペイストリー達が特に絶品だ。オールドモントリオールを散策中にのんびりと一息つくのにいかがだろう。次にモーニングからランチ、ディナーと一日を通し違う魅力を放つCafé Parvis。パティオ席まで吹き抜けになった大きな窓に開放的な店内。食事だけではなく読書や友達との時間=ME TIMEに大人気のカフェだ。ローカルになった気分で自分時間を楽しみに行ってみてはいかがだろうか?
お腹が満たされたところで、次に見逃せないのがモントリオールのアトラクション散策。最もヒストリカルで中世ヨーロッパな雰囲気漂うオールドモントリオール。ノートルダム大聖堂は一歩足を踏み入れたらそこは息を呑むほどの美しさ。また秋には紅葉がとても美しいセントローレンス川沿いにあるオールドポート。広々としたデッキのベンチに腰掛け美しいセントローレンス川を眺めるのもよし、二人乗り自転車で港の周りをサイクリングしてもよし、豪華客船にワイヤーの繋がるジップライン体験で刺激を受けてもよし、とオールドモントリオールとセットで旅程を組みたいとても愉快なスポットだ。
同じ東カナダに位置しながらトロントとは全く違う色を持つケベック州、モントリオール。今度はいつ訪れようか計画を立てるのが今から楽しみだ。