エアカナダLunar New Yearイベントを開催 / 日系コミュニティーサッカー大会 「Fujiyama Cup」/ ⼒作揃い!⽇修学院書初め⼤会2024|日系コミュニティーニュース
エアカナダが旅行業界関係者を招き、Lunar New Yearイベントを開催。日本と東京の観光局も訪日プロモーションを実施。
エアカナダ・アジアチームは、日本を含むアジア系旅行会社や観光局、コミュニティー団体、メディアパートナーなど総勢100名以上を招き、2024年の旧正月を祝うLunar New YearイベントをソーンヒルにあるレストランLobster Portで開催した。
当日は日本政府観光局(JNTO)のAthena Ho氏や東京都観光レップの河合真一郎氏が登壇し、勢いに乗る訪日観光の促進に向けてプレゼンテーションを行ったほか、韓国・タイ・香港・中国などの観光局も参加し、各国の魅力を紹介した。
招待客は、伝統的なコース料理やゲームや催しを楽しみながら、エアカナダの今年の展開やアジア各国の観光マーケットについて意見を交換した。
エアカナダのアジアセールスチームを統括するRocky Lo氏は、「2024年はエアカナダにおけるアジア太平洋市場にとって魅力的な年になると確信しています。私たちは、日本を含むアジアへの便数と供給能力を拡大し、これから増便していく予定です。その一つとして日本マーケットは、大阪便を5月にも開始する予定です」と力強く語った。
エアカナダは、5月1日からバンクーバー~大阪・関西線の運航を予定している。運航は週3便を予定し、バンクーバー発が月曜日・水曜日・金曜日、関西発が月曜日・木曜日・土曜日となる。また6月18日以降は、週4便体制を計画しており、バンクーバー発が火曜日・木曜日・土曜日・日曜日、関西発が月曜日・水曜日・金曜日、日曜日を予定している。
さらに、エアカナダは2024年3月末からのトロント・モントリオール~東京・成田線を毎日運航する予定だ。現在トロント発が月木土、成田発が水金日のトロント~東京・成田線において、3月31日より残る曜日も含めて毎日運航され、4月1日からは、モントリオール~東京・成田線も毎日運航となる。
両路線は、「B777-300ER」が導入され夏の日本路線は座席数も大幅に増加される。一時帰国者の利便性も増えるとともに、カナダからの訪日客がさらに増えるとみられ、日本がエアカナダとともに盛り上がることは間違いないだろう。
日系コミュニティーサッカー大会
「Fujiyama Cup」
日系コミュニティーのサッカーチーム全6チームがDownsviewParkでJFT-KAEDEカップ改め「Fujiyama Cup」を開催した。今回はキッズの試合も同時に開催し、選手・保護者・サポーターで総勢200名以上が参加した。第一回目から参加しているキッズスポーツクラブを運営しているJ-Athletics Canadaの海上誠さんは、「今後もこうして長く続くコミュニティーの集まりを大切にできたらと考えています」と語ってくれた。
⼒作揃い!⽇修学院書初め⼤会2024
トロントに位置する⽇本語継承学校・⽇修学院で、年間恒例の書初め⼤会が開催された。⽇修学院では⼩学3年⽣から6年⽣まで、書道の授業を取り⼊れている。3年⽣で初めて⽑筆を握る⽣徒がほとんどだが、毎週の授業を通じて、基本の筆の使い⽅を初め、書道独特の表現の仕⽅を習得しているという。
3年⽣「友だち」
4年⽣「明るい⼼」
5年⽣「新しい⾵」
6年⽣「将来の夢」
書初め⼤会に向けて、冬休みに各学年ごとに課題が出され、なかなか難しい課題にもかかわらず、今年も全員が参加することができた。出展された作品の中から、「元気にのびのび書かれているか」「はね、とめ、はらいの基本点画の筆使いが出来ているか」「⽂字の形、⼤きさ、配列など全体の構成が良いこと」という審査基準をもとに選考が⾏われ、「⽇修学院賞」には、ギランポア 海さん(6年⽣)が選ばれた。
また、各学年⼀名ずつ選ばれる「優秀賞」は隈元玲菜さん(3年⽣)、岸⽥ 清那さん(4年⽣)、リー・ジュリアンさん(5年⽣)、⼭⼟井 紫⽉さん(6年⽣)の4名が受賞。ま他に⽇頃の書道の授業への姿勢や頑張りを称える「いつもがんばっているで賞」に8名の⽣徒が選ばれた。
なお、同⼤会に出品された全作品は2⽉3⽇(⼟)、2⽉10⽇(⼟)に校内に展⽰され、全校⽣徒と保護者に披露された。
日修学院で書道の授業を受け持ち、今コンクールの選考委員⻑を務めた⾜⽴先⽣によるコメント
「学校関係者の皆様と保護者の⽅々のご協⼒で、毎年⾏われている書初め⼤会、今年も、沢⼭の⼒作が集まりました。また、書初め後の授業では、筆遣いに⾃信が増して来たように感じています。このコンクールを機に、益々⽣徒さん達が上達して書を楽しんでくれる事を期待しています。今回⼊賞できなかった⽣徒さんも、残念がらず来年に向けて是⾮頑張って下さい。筆で⽂字を書くことは現代の社会であまり無い事ですが、⽇修学院での貴重な体験を将来に繋げて貰えれば光栄です」
⽇修学院では、幼稚部2年、⼩中学部8年の計10年のカリキュラムの中に、⽇本の⽂化にれる機会を多く取り⼊れている。書道の他にも、幼稚部から始まる⾳楽、またお正⽉会などの⽇本⽂化⾏事に加え、中等部ではお花や味噌作りなどの課外学習も実施している。⽇本にルーツを持ちカナダで育つ⼦どもたちに、⽇本語を学びながら⽇本⽂化を継承し、⽇系社会、カナダ社会に貢献する⼈材が育ってくれることが学校の願いだという。
⽇修学院・トロント⽇本語学校 https://nisshugakuin.org/