第6回 JCCCトロント日本映画祭 Toronto Japanese Film Festivalが今年も開催！

6月8日～22日 ＠JCCC　日系文化会館
http://jccc.on.ca/tjff/

海外ではなかなか大きなスクリーンで見ることのできない日本映画をトロントでも楽しんでもらえるようにとの願いから始まったトロント日本映画祭。日本国内だけではなく海外でも評価の高い作品や話題作を中心に幅広い年齢層の観客に向けて、今年も歴史・時代劇コメディ、アクション、アニメなどバラエティ豊富な作品が勢揃いした。４月18日時点で上映が決まっている作品の中から、注目の７作品をご紹介！チケットは５月１日販売開始。お得な複数枚チケットは毎年すぐに売り切れてしまうのでお目当てのチケット購入はお早めに。

超高速！参勤交代 リターンズ

同作で殺陣師を務めた中村健人さんが監督を務める特別短編映画も同時上映

特別ゲスト!!：アクション俳優・スタント 田中千尋さん登壇
監督：本木克英 / 出演：佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、上地雄輔、他

実在の湯長谷藩を舞台に、知恵と工夫で無理難題に挑んでいく時代劇コメディ「超高速！参勤交代」の続編。前作で見事江戸への参勤を果たした湯長谷藩一行であったが、本作では行きの倍速で藩へ舞い戻らなければならない事態に。前作よりスケールもスピードもアップした、誰もが笑って楽しめる痛快歴史エンターテイメント大作。

海賊とよばれた男

実話を元にした壮大な大河エンターテイメント

特別ゲスト!!：山崎貴監督登壇
監督：山崎貴 / 出演：岡田准一、吉岡秀隆、染谷将太、綾瀬はるか、他

2013年本屋大賞を受賞し大ベストセラーとなった同名小説を、国民的大ヒット映画「永遠の0」チームが再結集し完全映画化。主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を予期していた主人公・国岡鐡造は石油事業に乗り出すが、その行く手には国内外の関連企業との軋轢による様々な壁が立ちはだかる。しかし鐵造はどんなに絶望的な状況でも決して諦めず、常識を覆す奇想天外な発想と型破りな行動力、そして自らの部下を大切にする愛情で道を切り拓いてゆく。海賊と恐れられた男の人生を描く人間ドラマ大作。

この世界の片隅に

「この映画が見たい」の声が生んだ、100年先に伝えたい珠玉のアニメーション

監督：片渕須直 / 出演(声)：のん、細谷佳正、尾身美詞、他

第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代の同名コミックを片渕須直が監督でアニメ映画化。第2次世界大戦下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前向きに生きようとするヒロインと、彼女を取り巻く人々の日常を生き生きと描く。

シン・ゴジラ

第40回日本アカデミー賞で作品賞、監督賞ほか7部門で最優秀賞を受賞!!

監督：庵野秀明 / 出演：長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、他

12年ぶりに東宝が製作したオリジナル”ゴジラ”映画。総監督・脚本を庵野秀明が務め、樋口真嗣が監督、尾上克郎が准監督として参加。シリーズ最大のゴジラをフルCGでスクリーンに描き出し、リピーターが続出するなど社会現象とも呼べる大ヒットを記録。巨大怪獣の出現で未曽有の危機にさらされた人々の物語が描かれる。

湯を沸かすほどの熱い愛

涙と愛がほとばしる家族の愛の物語

監督：中野量太 / 出演： 宮沢りえ、オダギリジョー、松坂桃李、杉咲花、他

自主映画「チチを撮りに」で注目された中野量太監督の商業映画デビュー作。「紙の月」以来の主演を演じる宮沢りえが余命宣告を受け、家族のために奔走する愛に溢れた強き母を演じる。その母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、彼らはぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。

花戦さ

刃ではなく花の力で世直しに挑んだ男の痛快時代劇エンターテインメント

監督：篠原哲雄 / 出演：野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市、他

織田信長が本能寺で倒れ、天下人が豊臣秀吉へと引き継がれた16世紀後半。戦乱の時代は終わりを告げようとしていたが、秀吉による圧政は次第に人々を苦しめていた。そんな中、町衆の先頭に立った花僧の池坊専好が花の美しさを武器に単身で秀吉に戦いを挑む姿を描いたエンターテインメント時代劇。

本能寺ホテル

日本史最大の謎「本能寺の変」に迫る歴史エンターテインメント

監督：鈴木雅之 / 出演：綾瀬はるか、堤真一、濱田岳、他

綾瀬はるか、堤真一、鈴木雅之監督という「プリンセス トヨトミ」のメインキャスト＆スタッフが再結集し、本能寺の変の前日にタイムスリップした現代女性が織田信長の命を救うべく奔走する姿を描いたオリジナルの歴史ミステリー。