スマートフォンが熱くなる!これって故障なの?|カナダのけーたい屋さんが教えてくれる“海外携帯電話事情”【第8回】
夏到来、トロントにも暑い季節がやってきました。外に出かけることも多くなってきた季節ですが、みなさん上手に暑さ対策をされていらっしゃると思います。
ところで、スマートフォンの暑さ対策はされていますか?今回は、夏のスマホケアについてご案内致します。
1. そもそもスマホが熱くなるのはなぜ?
夏シーズンを中心に、気温の上昇に伴い熱くなったスマートフォンの温度が冷めにくいという現象が起こります。スマートフォンにはパソコンなどの様にファンが入っていない為、本体からの自然放熱しか方法がありません。従って、本体が熱くなりすぎない様に温度センサーが搭載されています。ある程度の温度になった場合は、これ以上温度が上がらない様にセーフティー機能というものが働く様になっています。
みなさんが体感することでは、処理速度が遅くなった、充電できない、カメラや他機能が作動しないなどは、実はセーフティー機能が働きバッテリー給電をストップさせたりしている状態ということになります。スマホが自分自身を守っていると捉えていただくと良いです。
2. 対処はどうしたらいいの?
まず、直射日光が当たる場所での動画アプリなどの使用を控えましょう。充電しながらの利用もNGです。それでも、本体が熱くなってしまった場合はすぐにスマホの電源をオフにしましょう。充電中に熱くなった場合は充電を中止して下さい。特別なことをする必要はありませんが、スマホ本体の熱を涼しい所で自然に冷ましてあげましょう。調子が悪くなった時は、スマホからSOSが出ている時です。休ませてあげたら、またしっかりと動いてくれるようになります。
その他、スマホは24時間働きっぱなしで疲れているので1日に1回は電源を切って休ませてあげると喜びます。そして、暑い所、寒い所、実は両方苦手なんです。スマホが快適に感じるのは、人間が快適に感じる温度と同じ!とぜひ覚えておきましょう。
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けーたい屋 SAYAKA YU
日本ではドコモショップにて8年勤務、カナダでの携帯キャリアはFIDO、BELLを合わせ10年以上。わかりやすいご案内をモットーに、時代と共に変化する携帯事情を世界へ発信中。