高額請求から消費者を守る法律「超過料金50ドル上限ルール」って知ってる?|カナダのけーたい屋さんが教えてくれる“海外携帯電話事情”【第54回】
カナダでの生活にスマートフォンは欠かせませんが、契約プランのデータ容量を超えてしまうと、超過料金がかかる可能性があります。予期しない高額請求から消費者を守る為、カナダの通信規制当局(CRTC https://crtc.gc.ca/eng/phone/mobile/codesimpl.htm)は、携帯プランの「50ドル上限ルール」を導入しています。今回は、この法律はどのようなものか具体例を交えてご案内します。

1. 法律で超過料金は$50以上請求されない様になっている
例えば、カナダ留学をスタートしたAさんが、初めての一人暮らしを始めたとしましょう。日常のオンライン授業や動画視聴、地元情報の検索等でいつの間にかデータ容量を超えてしまう可能性もあります。この50ドルの上限が無い場合、Aさんは一ヶ月で200ドルを超える請求を受けていたかもしれませんが、このルールのおかげで50ドルを超えると携帯会社から通知が届き、データ利用が一時停止され本人の同意なしにさらに課金されることは無いので安心という事なのです。
2. ユーザーの同意と再開手続き
上限に達した後にデータを再開するには、契約者が明示的に追加料金の支払いに同意する必要があります。携帯会社はユーザーにテキストメッセージやメールで一時停止の案内を送り、そのメッセージ内で「超過料金が50ドルかかっても良いので続けて使いたい」などの同意をしない限り、これ以上超過料金が請求される事はありません。
3. 海外旅行や帰省時のメリット
データローミングは高額ですが、CRTCの規定によりカナダ以外でのデータローミング超過料金も100ドルに制限されているので旅行中も安心して地図アプリを使い続けられます。
アメリカでも日本でも関係なく、ローミングは100ドル上限が適用されており想定外の請求が来る心配がありません。
もし超過料金が50ドルを超えて請求された場合はすぐに携帯会社のサポートへ連絡し、請求内容の開示をリクエストしましょう。残念な事に、正規代理店以外で契約してしまった為に請求されるはずの無い金額を請求されてしまった方からご相談を頂く事もあります。番号はそのままで他社から超過料金のかからないプランへ変更も可能。けーたい屋までお気軽にご相談下さい。

けーたい屋 SAYAKA YU
日本ではドコモショップにて8年勤務、カナダでの携帯キャリアはFIDO、BELLを合わせ10年以上。わかりやすいご案内をモットーに、時代と共に変化する携帯事情を世界へ発信中。ウェブサイト: ketaiya.com YouTube: Ketaiya Canadaけーたい屋チャンネル






