ビジネストレンドを知るための用語解説~SaaS編~|就活に打ち勝つ!ワーホリ・留学生のための「帰国キャリア」【第44回】
SaaS(サース)とは、「Software as a Service」の略。これまでパッケージ製品として提供されていたソフトウェアを、インターネット経由でサービスとして提供・利用する形態のことを指します。コロナ禍において企業のテレワーク導入や業務の効率化・クラウド化が加速する中、より注目度が増しました。そんなSaaSですが、サービス内容は多種多様。日本の企業での導入が多いサービスをいくつかご紹介します。
- コミュニケーションツール: オンライン会議のZoom、ビジネスチャットではChatWorkやSlack。
- セールスツール: 顧客管理システムのSalesforce、名刺管理共有システムのSansan。
- バックオフィス系: 会計システムのFreee、労務管理のSmartHR、オンラインストレージのDropbox、グループウェアの代表格Office365。
痒いところに手が届く。それがSaaSの良さですね。そしてSaaS型のビジネスが生まれたことで新たにできた職種が「カスタマーサクセス」。
カスタマーサクセスは、サービスを契約した顧客の事業成功や目標達成の為に、自社の提供サービスの価値を最大限に引き出せるよう支援するお仕事。製品を販売した後、“何かあればいつでもご相談ください”という受け身のサポート(カスタマーサポート)と違い、自発的に顧客の課題解決に貢献します。
新しいサービスが生まれれば、新しい職種が生まれる。暇なときに「SaaSカオスマップ」と検索してみてください。いろんな革新的なサービスがあって面白いですよ。ではまた!