パターの基本|新ミサキのカナダ・ゴルフライフ 第49回
今回は、パターの基本【構え方・打ち方】をお話しします。以前、パターの種類や練習方法をお話しましたが、基本を見直しておきましょう。
パターの握り方はとてもたくさんあり、一概にこれが正解!と言うのは難しいです。次回いくつかピックアップして紹介したいと思いますので、先に構え方に行きましょう。
大事なポイントは、頚椎がまっすぐな状態で前傾し、ボールは目の真下に置きます(右打ちなら左目の下、左打ちなら右目の下にボールを置くことを推奨します)。その際に、パターのソールを全部地面につけること(①②③参照)。腕は三角形か五角形にキープして、ストロークの最中に形が崩れないようにアドレスで固定します。
さて、構えができたら打っていきましょう。先ほど作った腕の形をキープしながら、パターのヘッドをまっすぐ引いてまっすぐ出すように打ちます。振り幅が大きくなれば少しスイングは円を描きますが、最初はまっすぐを意識してください。だいたいのパターには、目印にできる線がいくつかついてありますので、その線がまっすぐのまま振りましょう。そして、首の付け根を中心に、左右対称に振ります。軸がぶれてしまうと、きちんと距離が打てなかったり、方向もバラバラになりやすいです。「パターは頭を固定して打つ」と思っていただいて構いません。