マイゴルフ~ゴルフのすすめ~第30回
Q&A バンカー内での注意事項とルール
ゴルフについて読者からのご質問にお答えするQ&Aで掲載しています。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。お問合せ先は、info@torja.ca まで。回答は右打ちスイングでお答えします。左打ちは全て逆になります。
ゴルフ暦: _、ハンデー: _(又は平均スコア:_)、
年代: 20歳以下、20~40歳、40~60歳、60歳以上、また性別: 男性、女性をご記入下さい。
Q.前号までバンカーからの脱出方法をお伺いしましたが、バンカー内には特別のルールがあると聞きました。バンカー内での注意事項と合わせてルールを教えて下さい。ゴルフ暦:1年、ハンデ-:不明(スコア100前後)、30代、男性
A.そうですね、バンカー内はハザード内(池、川、湿地帯など赤色杭内や黄色杭内のこと)と同じ様に特別区域として厳しいルールが布かれています。バンカーに捕まったボールを打つ場合、その状況を把握して、落ち着いてルールに沿って次のショットに挑む心構えが肝心です。場合に寄っては、バンカーのアゴに突き刺さっていてとても脱出できそうでない場合は、アンプレイヤブルを宣言する勇気も必要です。詳細なルールを全て記述するのは紙面の都合上難しいですが、よく直面する状況について解説します。
1.バンカー内の砂の質、硬さ、柔らかさを調べる行為は、本人の意思がなくても罰則の対象 となります。
- クラブが砂に触れると、2ペナ。(クラブを砂地につけてソールできない)もちろん素振りで砂に触れても、2ペナです。
- 体の一部が砂に触れると砂の質をテストしたことになり、2ペナ。(手、指で砂に触れない)
- クラブをテイクバックする際にヘッドが砂に触れると、状況を改善したことになり、2ペナ。
- テイクバックの過程でルーズインペディメント(枯れ葉、枯れ草など自然の障害物)に触れると、2ペナ。
ただし、
ダウンスイングの過程でクラブヘッドがルーズインペディメントに触れても罰則にならない。
安定したスタンス取るために、シューズを砂の中に深く踏み込んでも罰則にならない。
自分のボールかどうか確認するために砂を取り除いたり、触れても罰則にならない。
余分なクラブやレイキをバンカー内に持ち込んで、砂の上に置いても罰則にならない。
バンカー内にある人工の障害物(レイキ、空き缶、紙等々)を取り除いても罰則にならない。
2. バンカー内でアンプレイヤブルを宣言(1ペナ)した後の処置は、
- ピン(旗竿)に近づかないで、ボールの位置から2クラブレングス以内のバンカー内にドロップする。
- ピンとボールを結ぶ後方線上(距離に制限なし)のバンカー内にドロップする。
- バンカー内に打ち込んだ元の位置に戻ってドロップする。
3. バンカー内でカジュアルウオーター(ノーペナ)の処置は、
- ピン(旗竿)に近づかないで、水たまりを避けてスタンスが取れる最も近い地点のバンカー内にドロップする(通常のカジュアルウオーターの様にニヤレストポイントから1クラブレングスではないので注意)
- バンカー内全体が水たまりになっていてドロップする場所がない場合は、特別処置としてピンとボールを結ぶ後方線上のバンカーの外に1ペナでドロップすることが認められる。
バンカーショットが練習できる場所は少ないので、プレイベートゴルフ場、バンカーショットの練習施設があるゴルフ場へ行くチャンスがあれば、いつもよりも30分以上前にゴルフ場に着いて、いろいろな状況にボールを置いてしっかり練習することをお勧めします。バンカーが怖くなくなれば、ゴルフがもっと楽しくなりますよ。
カナダ・ゴルフ・ティーチングプロ 藤井 勇
ゴルフ暦:38年 オンタリオ公式ハンディキャップ:7
2006年9月25日にオンタリオ州クロスウインズ・ゴルフクラブで行われた2006年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに初挑戦し、スー パーシニア部で初優勝。2007年10月にラスベガスで開催されたゴルフティチャーズ・ワールドカップにカナダ代表として初出場、スーパーシニア部門で4 位入賞。2009年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに再挑戦し、スーパーシニア部門で2度目の優勝を飾った。




