マイゴルフ~ゴルフのすすめ~第26回
Q&A ウエッジの使い方
ゴルフについて読者からのご質問にお答えするQ&Aで掲載しています。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。お問合せ先は、info@traja.ca まで。回答は右打ちスイングでお答えします。左打ちは全て逆になります。
ゴルフ暦: _、ハンデー: _(又は平均スコア:_)、
年代: 20歳以下、20~40歳、40~60歳、60歳以上、また性別: 男性、女性をご記入下さい。
Q.今回はPW、AW、SW等の違いと、それぞれのウエッジの使い方について詳しく教えて下さい。
ゴルフ暦:1年、ハンデ-:不明(スコア100前後)、30代、男性
A.こんにちは。それでは、今回はグリーン周りのピッチングやチッピングで頻繁に使うウエッジについて解説します。ウエッジには大きく分けて4種類、PW(ピッチング・ウエッジ)、AW(アプローチ・ウエッジ、又はギャップ・ウエッジ)、SW(サンド・ウエッジ)、そしてLW(ロブ・ウエッジ)があります。先ずは、それぞれウエッジの特徴と用途、そして使い方を解説します。
PW
ピッチング・ウエッジ。メーカーによってロフトが異なりますが、大体46°前後のアイアンクラブです。不思議なことに、名前の如くピッチングの時に必ず使うかと言うと、そうでもないのです。ピッチングの距離と言うのは、大体30ヤードから100ヤードぐらいの距離をフルスイング ではなく、やわらかくボールをポーンと上げてグリーンを攻めるショットのことを言いますが、PWを使うとボールの弾道が低いので、転がりが多く、距離を合わせるのが難しいと言う難点があります。つまり、PWはピッチングに使うよりもフルショットに使う方が多い様です。もちろんPWを使ってピッチングしてはいけないと言うことではなく、ゴルフにはこのクラブを使わなくてはならないと言うルールはないので、自分はPWが得意なので、グリーン周りは全てPWで攻めると言うのであれば問題はありません。
使い方:ピッチ・アンド・ラン、つまり1/2をピッチング、残りの1/2を転がし戦法にする場合に使う。上りのグリーン手前から花道のフェアウエイに落としてピッチ・アンド・ランで攻める場合によく使われます。尚、ピッチ・アンド・ランにはPW以外にその状況に応じて#9、#8、#7アイアンを使うこともある。
AW
アプローチ・ウエッジ。一般的に47°~54°のロフトのあるクラブを指します。AWはボールをグリーンに近づける時やピン(旗)にアプローチする時に使うクラブです。PWと比べてロフトが大きいので、弾道が高くなります。そのためボールにスピンがかかり、転がりが少ないクラブです。PWとSWの間のロフトのクラブなのでギャップ・ウエッジとも呼ばれ、AWはグリーン周りのチッピングに適したクラブと言えるでしょう。52°のAWを1本をバッグに入れておく事をお勧めします。
使い方:セットアップは両足を小幅で構え、ボールを体の中心よりも右側に置き、ハンドファーストで構え、1/2スイングでボールを押し込む様に打つことでてスピンの効いたショットで攻めることができるので、大変使い易いクラブです。
SW
サンド・ウエッジ。多く使われているロフトは56°ですが、55°や58°等を好むプレヤーもいます。名前の如く、グリーンサイドのバンカーに入ったボールを脱出するするのに使われるクラブ。同時にグリーン周りのラフからの攻めには欠かせないクラブでもあり、パターの次に多く使われるクラブです。
使い方:深いラフに沈んだボールを脱出させるには、強く打ち込んでも飛距離が出ないSWを使うと便利。ボールの位置は、左足踵前に置けば弾道が高くなり、右足前に置けば弾道が低くなります。
トロント周辺の柔らかく粘りのあるグリーン周りラフでは、SWは欠かせないチッピング・クラブです。
LW
ロブ・ウエッジ。サンド・ウエッジよりもロフトがあり、ボールを鋭角に高く上げてボールの転がりを最小限にすることができるクラブ。60°、62°、64°などのロフトのあるクラブ。
使い方:バンカー越えで且つ、グリーン上でボールを止めたい時の場合等に使うのが有効です。セットアップは腰を低くして構え、ボールを体の中心に置き、テイクバックはコックを使って鋭角に振り上げて、ボールの真下をクラブヘッドが通り抜ける様に一気に振り抜くことがロブショットの成功の秘訣です。又、自分の背丈以上あるような深いバンカーショットには欠かせないクラブです。
グリーン周りのラフやバンカーから3打以内でホールアウトができれば、90切りも夢でありません。自分が使い易いと思うウエッジを見つけて、ショートゲームの練習を重ねましょう。ショートゲームが上手くなるとスコアメイクに繋がり、ゴルフの楽しさも倍増します。
カナダ・ゴルフ・ティーチングプロ 藤井 勇
ゴルフ暦:38年 オンタリオ公式ハンディキャップ:7
2006年9月25日にオンタリオ州クロスウインズ・ゴルフクラブで行われた2006年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに初挑戦し、スー パーシニア部で初優勝。2007年10月にラスベガスで開催されたゴルフティチャーズ・ワールドカップにカナダ代表として初出場、スーパーシニア部門で4 位入賞。2009年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに再挑戦し、スーパーシニア部門で2度目の優勝を飾った。




