マイゴルフ~ゴルフのすすめ~第20回
第20回 パッティングの基本練習のアドバイス-その2
さて、いよいよ本番、パターの持ち方、アドレスの仕方、セットアップについて解説します。
パターの持ち方
極力手首の動きを避けるために、他のクラブの持ち方とは異なります。パターの持ち方は千差万別。何が正しくて、何が正しくないグリップと言う事はありません。本人が気持ちよく、ストロークできるグリップなら良い訳です。
①オーバーラップ・パッティンググリップ
右手を左手に被せ、右手小指を左手人差し指と中指の間の上に被せるグリップ。距離感が合い易く、最も典型的でポピュラーなグリップと言えるでしょう。初心者向きで、先ずは、このグリップから始めると良いでしょう。
②インターロッキング・パッティンググリップ
アイアンのグリップの様に、右手小指を左手人差し指に絡ませるグリップ。手の平でしっかりパターグリップを握るので、安定したストロークになる。タイガー・ウッズもこのグリップで活躍しています。
③クロスハンド・パッティンググリップ
左手が下になり、右手の上に被せるグリップ。左手主導で、左手の甲で打つ感じになり、右手首を使えなくする。90年代に流行ったグリップです。もちろん現在もこのクロスハンド・グリップで活躍しているツアープロも大勢います。
④リバース・オーバーラップ・パッティンググリップ
オーバーラップ・グリップから左手人差し指を右手小指の上に被せるグリップ。小生が、ここから応用してやっているグリップを紹介します。左手の人差し指を右手の中指、薬指、小指の上に重ねます。右手の手の平は、やや上に向けます。そうすることで手首の動きを抑えます。左手の親指はパターグリップの真上に置きます。(パターグリップの上側は平らになっています)そして左手の手首は甲側にやや折り曲げるように構えます。距離感が合い易く、ストロークに安定感が生まれます。
⑤クロー・パッティンググリップ
右手の指を揃えてパターグリップの上に乗せるグリップ。手首を全く使えないグリップ方法なので、ショートパットに向いている。パッティング・イップスが生じた時、このグリップで解消したプレヤーは多い。小生もその一人です。苦手な3フィートパットにはこのグリップが頼りです。最近ではフィル・ミケルソンやサージオ・ガーシアも使っているグリップです。
⑥ベリー・パッティンググリップ
長尺のパターを使ってグリップエンドを左手で胸に当てて、右手のみでストロークするグリップ。腰を屈めないので、シニアプレヤーに人気がある。長身のアダム・スコットが活躍中です。
⑦サムアップ・パッティンググリップ
超太いグリップを使って、両手を揃え、両方の親指を上に向けて握るグリップ。緊張するパットでも、超太いグリップなら手首を使いにくいのでスムーズにストロークができると言う最近人気が出てきたグリップです。
次回は、パッティング・アドレスの仕方、ストローク方法について解説します。
カナダ・ゴルフ・ティーチングプロ 藤井 勇
ゴルフ暦:38年 オンタリオ公式ハンディキャップ:7
2006年9月25日にオンタリオ州クロスウインズ・ゴルフクラブで行われた2006年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに初挑戦し、スー パーシニア部で初優勝。2007年10月にラスベガスで開催されたゴルフティチャーズ・ワールドカップにカナダ代表として初出場、スーパーシニア部門で4 位入賞。2009年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに再挑戦し、スーパーシニア部門で度目の優勝を飾った。




