マイゴルフ~ゴルフのすすめ~第27回
Q&A グリーン周りのバンカーから脱出する方法・攻め方
ゴルフについて読者からのご質問にお答えするQ&Aで掲載しています。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。お問合せ先は、info@torja.ca まで。回答は右打ちスイングでお答えします。左打ちは全て逆になります。
ゴルフ暦: _、ハンデー: _(又は平均スコア:_)、
年代: 20歳以下、20~40歳、40~60歳、60歳以上、また性別: 男性、女性をご記入下さい。
Q.今回はグリーン周りのバンカーから脱出する方法、攻め方について詳しく教えて下さい。
ゴルフ暦:1年、ハンデ-:不明(スコア100前後)、30代、男性
A.こんにちは。それでは、今回はグリーン周りのバンカーから如何にして1回で脱出するか、バンカーショットの基本について解説します。
次号で、その状況に応じて使うクラブ、使い方、セットアップ、ボール位置、スイング軌道、ルールについて解説します。
バンカーショットの基本
バンカー内のボールをバンカーから脱出してグリーンに乗せるには、クラブでボールを直接打ちません。ボールの下にある砂を爆発させて、その勢いでボールを飛ばします。砂を爆発させるとは、例えばSW(サンドウエッジ)のフェースを真上に向くように開いて、そのまま真っ直ぐ振り下ろして見ましょう。フェースの反対側に突起したソール(バウンスと呼びます)が山の形状をしているので、砂が四方八方に飛び散ると思います。その動作を爆発させると言います。
つまり、クラブフェースを開いて上方向に鋭角に上げ、ボールの5cmくらい手前にクラブヘッドを振り下ろせば、砂が爆発してボールが飛んでくれます。ただ、そのままではボールの飛距離が少ないので、脱出までには至りません。そこで、今度は砂を勢い良く飛ばすために、砂を爆発させた直後、フォロースルーで即座にクラブヘッドを高く上げます。丁度「Uの字」又は「Vの字」の様に振る事になります。これで、完了です。ボールの飛距離の調整は、スイングの力ではなく、クラブフェースの開き具合、つまり砂の爆発力の大きさで行います。
バンカー内ではボールを打たないで、ボールを飛ばすって、何とユニークなことでしょう。ゴルフが面白い所以ですね。
例えば、砂の硬さにも依りますが56°のSWなら少し開いて打てば10~20ヤードの飛距離が出るでしょう。同じショットを60°のLW(ロブウエッジ)で行えば3~10ヤードの飛距離で止まると思います。クラブフェースを開く理由は、クラブを平たくして砂の中に深く食い込まないようにする、バウンスを利用して砂を爆発させる、ロフトが増えるのでボールの飛距離を抑えることができるからなのです。
バンカーショットの心構えとしては、バンカー脱出を第一優先とします。バンカーショットは砂の爆発力によって飛ばすので、その飛距離、方向性が定かでないので、時にはピン(旗)方向ではなく、より安全なグリーンの中央を目掛けてショットをすることも必要です。又、自分の背丈以上もあるような垂直な壁の中のバンカーでは、グリーンの方向に向けて打つのではなく、一番脱出し易い壁の浅い方向、場合によっては後方に向かって打つ事もあります。
カナダ・ゴルフ・ティーチングプロ 藤井 勇
ゴルフ暦:38年 オンタリオ公式ハンディキャップ:7
2006年9月25日にオンタリオ州クロスウインズ・ゴルフクラブで行われた2006年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに初挑戦し、スー パーシニア部で初優勝。2007年10月にラスベガスで開催されたゴルフティチャーズ・ワールドカップにカナダ代表として初出場、スーパーシニア部門で4 位入賞。2009年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに再挑戦し、スーパーシニア部門で2度目の優勝を飾った。




