マイゴルフ~ゴルフのすすめ~第24回
第24回 Q&A グリーン周りの克服
ゴルフについて読者からのご質問にお答えするQ&Aで掲載しています。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。お問合せ先は、info@torja.ca まで。回答は右打ちスイングでお答えします。左打ちは全て逆になります。
ゴルフ暦: _、ハンデー: _(又は平均スコア:_)、
年代: 20歳以下、20~40歳、40~60歳、60歳以上、また性別: 男性、女性をご記入下さい。
Q.ピンから30ヤード以内のグリーン周りの攻めが苦手です。パー4のホールで2打でグリーン近くにきても、そこからトップしてグリーンの反対側まで飛んでしまったり、ダフって目標の半分も飛ばなかったりして、瞬く間にスコアが跳ね上がってダボやトリプルになってしまいます。グリーン周りを克服する早道を教えて下さい。
ゴルフ暦:1年、ハンデ-:不明(スコア100前後)、30代、男性
A.こんにちは、グリーン周りのピッチングやチッピングでお悩みとの事。それでは、こちらから質問します。グリップを強く握り締めていませんか?ボール位置を体の中央よりも左側に置いていませんか?ボールにクラブフェースを正しく当てたいと言う思いから手先でスイングしておられませんか?ボールがクラブフェースに当る瞬間、インパクトの姿勢で顔が上がって目線がターゲット方向に向いていませんか?テイクバックが大きくフォロースルーが小さくなっていませんか?そうなんです、これらのどれ一つでも心当たりがあれば、ショートゲームの名手にはなれません。
それでは、順を追ってトラブル解消に繋がる、ピッチングおよびチッピングの基本を解説します。
1.セットアップ(アドレスの仕方)
- ボール位置は体の右側に置きます。低い弾道で転がしたい場合は右足寄りに、フアッと上げて攻めたい場合は体の中央右側です。グリップは体の中心で構えるのでハンドファースト(手がボールの前に来る)になります。そうする事で、クラブのエッジに当って生じるトップを防ぎます。
- 左足を幾分開いて、ターゲットに対してオープンに構えます。ただし、両肩はターゲット、打ちたい方向に対して並行に構えます。体を少し捻った形です。
- 左足重心で構えます。左足7:右足3くらいの配分です。
- グリップは短く持って、できるだけ柔らかく握ります。
- クラブフェースを幾分オープン気味に構えます。クローズドに構えると引っ掛けが生じます。AW、SWのウエッジを使う場合は、思い切ってオープンにして構えます。ウエッジの底、バウンスを使ってクラブを滑らせるとダフっても飛距離に大きく影響しません。
2.スイングリズム(スイングテンポ)
- テイクバックは、ボールとターゲットを結ぶラインの真っ直ぐ後方に低く引きます。手首を動かないで、肩、胸を後方に向けて捻りながらテイクバックしてください。
- テイクバックをスタートしても体重移動はしません。
- テイクバックの大きさは、打ちたい距離に比例します。これは、練習で身に付けてください。
- テイクバックとダウンスイングはできるだけゆっくりと柔らかくスイングしてください。
- ダウンスイングは少しづつ加速していって、インパクトを通り過ぎた所でMaxスピードにします。
- フォロスルーの大きさはテイクバックの大きさとほぼ同じ、又は少し大きめにします。
- この一連の動きで肩、胸、腕は動きますが、左足重心のままで頭、目線は固定したままです。
3.バランス
- しっかりしたバランスを保つにはひざを適度に折り曲げ、重心を低くしてください。
- スイング中、体の柔軟性を発揮するために安定したフットワークが必要です。
- フィニッシュでは、2秒間同じ体勢が保てる安定したバランスが必要です。
4.距離感の把握
距離感を養うには、先ずボールを手で投げて見ましょう。ボールをホールに近づけるには、ボールを上げるよりは、転がした方がはるかに易しく、成功率が高い事がお分かりでしょう。どのような高さでボールが着地すればどれくらい転がるのか、いろいろ試して、成功率の高いボールの高さ、ボールの着地地点を見つけましょう。今度はその着地地点にボールを運ぶにはどのクラブが一番易しいかを判断して選びます。後は、テイクバックの大きさでボールの飛距離をコントロールするようにしましょう。
これで完璧です。30ヤードが好きなって、必ず3打でホールアウトするように心がけてください。そうすれば、90切りも夢ではありません。ショートゲームが上手くなればゴルフが又一段と楽しくなります。
カナダ・ゴルフ・ティーチングプロ 藤井 勇
ゴルフ暦:38年 オンタリオ公式ハンディキャップ:7
2006年9月25日にオンタリオ州クロスウインズ・ゴルフクラブで行われた2006年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに初挑戦し、スー パーシニア部で初優勝。2007年10月にラスベガスで開催されたゴルフティチャーズ・ワールドカップにカナダ代表として初出場、スーパーシニア部門で4 位入賞。2009年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに再挑戦し、スーパーシニア部門で2度目の優勝を飾った。





