マイゴルフ~ゴルフのすすめ~第17回
第17回 バンカーショット練習のアドバイス(グリーンサイド・ガードバンカーの場合)その3
1グリーンまで30ヤード以上ある場合のバンカーショット
1. 使うクラブは、SWよりも#AW、#PW、#9、#8アイアンをお勧め。
①通常よりもクラブを短めにグリップします。そうすることで、砂を取る量を少なくでき、ボールのキャリーが伸びます。
②ピンまで距離があっても体重移動はしません。左足体重です。スイング中、重心はボールの右サイドをキープします。
③フェースは#8アイアンではオープンに、#AWではややオー プンに構えます。
④スタンスはややオープンにし、腰、肩の向きはスクエアー に近く構えます。。
⑤ボール位置は、#8アイアンなら体の真ん中よりも左側、#AWなら真ん中です。
⑥構えがスクエアーに近い分、ボールをクリーンにヒットする感覚に近いです。
⑦ダウンスイングでは肩の回転だけでスラブを下ろし、それに腕が付いてくるようにスイングします。
⑧左手首を甲側に折ると、右ひじが浮くので注意しましょう。
⑨テイクバックは、シャフトが地面と直角になる程度で止め、フォロースルーはグリップを高く上げてフィニッシュします。
⑩リズム良く、バランスを保ってゆっくり振るのが最大のコツです。
2. 大ダフリやホームランが出てしまうのは何故でしょう。
①バンカーショットで大ダフリをしてボールが上がらない、バンカーから脱出できないのは、概ね手打ちになっている事が多いのです。
②スイング中、体と腕が同調して回転していないと、ダウンスイングで体の動きが止まり、腕だけでクラブを下ろしてしまうからです。
③それを防ぐには、アドレスの時の右手首の角度を保ち、左脇を軽く締めたままクラブをスイングすると体と腕が同調するようになります。体の回転が主体になるようにスイングしましょう。
④両腕が常に体の前にあるようにスイングすると、ボールを上から打ち込むだけのスイングにならずボールの下にヘッドを潜り込ませてバンスを滑らせてしっかり振りぬけるようになります。
⑤その結果、ボールの10cm手前にヘッドが下りても大ダフリしないし、ホームランも出ません。
フェアウエイ・バンカーショット練習のアドバイス
①第一に考える事は、バンカーの縁を越えるのにどのアイアン、FW、UTが使えるか判断します。ボールがあごのすぐ手前にある場合は、飛距離よりも先ず脱出する事を優先します。残りの距離が100ヤード以上あっても、SWで確実に脱出します。
②自分の各クラブの飛距離に対して、一番手落としてクラブ選択します。例えば、#8アイアンが適当なクラブであれば、#9アイアンを使います。
③ボール位置をボール1個分右側に寄せて構えます。そうすると、クラブフェースは被せ気味になり、ロフトが立つので一番手落としたクラブの解消にもなります。
④グリップは砂場で体が沈む事と、ボールを右寄りに置いているので短く握ります。
⑤ダウンスイングでは、ボールを右に置いているのでクラブが先にボールを捉えます。
ここが一番重要なところで、バンカー内でダフッてしまっては飛距離が出ません。
⑥FW、UTを使う場合も同じで、一番手落として確実にバンカーから脱出しましょう。
次回はいよいよゴルフスイングの基本最終版、パッティングについて解説します。
カナダ・ゴルフ・ティーチングプロ 藤井 勇
ゴルフ暦:38年 オンタリオ公式ハンディキャップ:7
2006年9月25日にオンタリオ州クロスウインズ・ゴルフクラブで行われた2006年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに初挑戦し、スー パーシニア部で初優勝。2007年10月にラスベガスで開催されたゴルフティチャーズ・ワールドカップにカナダ代表として初出場、スーパーシニア部門で4 位入賞。2009年度カナディアン・ゴルフティチャーズカップに再挑戦し、スーパーシニア部門で度目の優勝を飾った。







