【TORJA読者旅行記】#019 一度は経験したい?! NYニューイヤーズイブ
一度は経験したい?! NYニューイヤーズイブ。
今月のレポーターTsukasaさん

2013年、年末。ひょんなことから、年越しをニューヨークで!と盛り上がり、4泊5日のバスツアーに申し込んだ。カウントダウンのためにタイムズスクエアで寒空の下何時間も待つなんてありえない。と思っていたのに、友人と年末の過ごし方の話をした時、その場の勢いとは凄いもので、いつもなら腰の重い私も、行こ行こー!と浮足立ってしまった。
まずはタイムズスクエア。徘徊する着ぐるみ達は、写真を一緒に撮ってくれたかと思うとお金を請求してくるよ、とガイドさんに忠告されていたため、小心者の私は目を合わせないようにそそくさと通り抜けた。私の心をつかんだのは、昼間っから電飾でびっかびかに光る看板。ニューヨークってバブリーだなと、異世界感覚で鳥肌がたった。そんな初日の午後、豪雨。ひたすらの豪雨。最初は小雨から入ったため、まあ傘なくても大丈夫でしょ、と高を括っていたところへきての豪雨。私たちは全身濡れ鼠となった。こんなこと、今年の夏も地元の花火大会であったなぁ…なんてうつろになり、テンションもがた落ち。バス泊明けのぬれ鼠は体に相当こたえ、口数も激減してしまった。
翌日のツアー日程は盛りだくさんで、ロックフェラービルにのぼり、ブルックリン橋を歩き、ボートクルーズの時間がせまっていたため全力で走らされ、船上では強風にさらされながら自由の女神を拝顔。ウォール街では、触るとお金持ちになるという牛に長蛇の列ができており、あえなくお金持ち断念。
そしていよいよ大みそか。この日は来たる夜のことばかり考えて、水分不足気味。それでも、SOHOの有名なチーズケーキ屋「Eileen’s Special Cheesecake」に入った私たちは、ケーキ食べるならコーヒー飲むでしょ!と、せっかく我慢していた水分を、よりによって利尿作用の高い飲み物で補う始末。
午後4時くらいにSOHOを後にし、いよいよ本日の現場、タイムズスクエアへ。駅を降り立ち、とりあえず出すもの出そうということでトイレに。ピザ屋さんのトイレを借りようと入店したところ、すでに行列。そこで1時間も時間を費やすはめに。軽く疲れ、いざ現場を目指して歩きはじめると、そこここに規制がかかっており、タイムズスクエア方面に侵入できないという事態。えー…。またしても口数が減る私たち。先の見えない中、人の波に乗ってひたすら歩く。と、そこに一筋の行列!警察の検問を通り抜け、中に入る人々!やりました!入口見つけました!!警察の、見てるんだか見てないんだかわからないような検問を無事に通り、タイムズスクエアに続く7th Aveに見事入場!
しかし、私たちは今いる59Stからステージのある42Stに近づくべく、さらなる数多の検問を越えねばならなかった。1つ検問をくぐるたびにダッシュで前の行列にくっつくという工程を何度か繰り返すと、もう前が詰まっていてそれ以上は無理というところまで来た。そこから5時間ステイ。トイレ問題というよりは、寒さとの戦い。ニューヨークはトロントよりあったかいでしょ、と天気予報の気温情報から甘く見ていたが、長時間動かず外にいることの、なんたる恐ろしさ。しかも前後左右の人々が自分より大きいため、まわりを見渡すことのできない不自由さ。そしてやっぱりトイレ問題…。
残り1時間というところで、私は脱落を決意。友人を残し、柵の外へ。すぐ脇にあったカフェに入ると、店内のあったかいこと!寒さと空腹で、お店のおじさんに「何かあたたかいものを!」とオーダー。おじさんも、まかせとけといわんばかりの顔で、微妙にあたたかいサンドイッチを作ってくれたのだった。
そして、年明け10分前くらいにお店の外へ。これが意外とナイススポットで、柵で仕切られたあの行列の中とは打って変わった見通しのよさ。友人ほんとうにごめん、と思いながら、前方の東芝電光掲示板を見て、カウントダウン!隣にいたおじさんはボリューム大で何語か分からない言語でカウントダウン!そして、年が無事にあけた。
毎年年越しは、頑張って地元の神社で二年参り、というのが常であった。田舎なので人の集まりもそこそこである。そんな私が、いきなり100万人規模の大都会年越し行事に参加したのは、奇跡である。誘ってくれた友人に感謝。
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