「Girl Guides of Canada」のグループが人種差別を理由に改名|TORJAニュース報道局
ガールガイド、またはガールスカウトは1910年にイギリスで始まったボーイスカウトにならった少女訓育団体。様々なアクティビティを通してリーダーシップ、考える力、そして自然を大事にする心を育むプログラムだ。そのカナダ版、「Girl Guides of Canada」は7歳と8歳のプログラムの名前を「Brownies」から「Embers」に改名し、秋からはロゴも変更することを発表。
「Brownies」という肌の色を示す差別的な名前が団体参加を避ける理由になっていることが判明したからだ。「Embers」は焚き火が終わった後の炭や木の残り火を意味する。「Girl Guides of Canada」は2019年にトランスジェンダーの女子を迎え入れており、メンバーが新しい制服を提案するなどグループの多様性に貢献している。
人種差別とは意外なところにも潜んでいるものだなと感じたニュースでした。反人種差別運動をよく目にしたここ数年。これまで普通に身近に存在していて、誰も問いかけなかったことを再確認するいい機会になったと思います。特に子供たちには変化を期待できる世の中になってほしいです。