活発な動きは中・低価格帯層の物件。まだ多くの買い手はお得物件を探している状態|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート

2023年7月のTRREB全域・全物件タイプの総取引数は5,250件で、昨年7月の4,870件からプラス7.8%の増加となりましたが、少し落ち着いたバランスの取れたマーケットになって来ている感じはします。
全物件タイプの平均価格は111万8,374ドルとなり、昨年同月の107万3,213ドルからプラス4.2%の上昇となりました。新規リスティング数はプラス11.5%、有効リスティング数はプラス0.3%です。新規リスティング数の増加は売り手のマーケットに対する自信の表れであると見られ、また月末売れ残り物件数は殆どないのはマーケットの需要と供給バランスがある程度取れた状態であると思われます。
ただし、各マイクロマーケット的なエリアを見ると、当該エリアで動きが活発なのは中・低価格帯層の物件であり、高価格帯物件は必ずしも動きが良いとは言えないようです。まだ多くの買い手はサイドラインから眺めながら「お得」な物件を探している状態と言うところでしょうか。
物件タイプ別に平均価格を見てみますと、

の順に並んでいます。
TOKO’s EYE
マイナスは無く、市内の戸建てが復調の兆しを見せているか?と言ったところでしょうか。このマーケットの現状の直接的原因となったのは、インフレ抑制を目的とした政府の急激かつ大幅な利上げです。
最近ではインフレもターゲット範囲内に落ち着いていますが、売国のインフレに引きずられ、また上昇基調転じる可能性も指摘されています。
年内の展望はまだ安定しておらず引き続き注視が必要でしょう。





