マーケットはスローダウン。久しぶりに大幅下落の可能性|家を買いたい!数字で解説トロント不動産マーケット

住宅マーケット年別比較チャート
出典: TREB ※グラフはデタッチからコンドまで全てのタイプを含めたものであり、トロント市とその他GTAを含めた平均です。

2022年5月のTREB全域・全物件タイプの総取引数は7,283件となり、2022年5月の1万1,903件からマイナス38.8%の減少です。全物件タイプの平均価格は121万2,806ドルと昨年5月の110万8,124ドルからプラス9.4%の伸びです。
新規リスティング数はプラス0.5%、有効リスティング数はプラス26%を記録し、多少とも需要と供給の取れたマーケットになっています。相次ぐ利上げが大きく影響しているのは間違いありません。売却までの平均日数は18日間でプラス20%とマーケットは明らかにスローダウンしていますね。
物件タイプ別に平均価格を見てみますと
【物件タイプ別の平均価格】

の順に並んでいます。
小規模な価格調整はあったものの、長期に渡り上昇基調が続いて来たマーケットも久しぶりに大幅下落の可能性に晒されています。政府主導のインフレ抑制、高騰する不動産価格への対策としての利上げの効果は抜群で、マーケット全体に下方プレッシャーがかかっています。
TOKO’s EYE
ではついにバブルが弾けるのか?
バブル崩壊という言葉も聞こえてきそうですが、そんなに単純なものではありません。確かに価格はほぼ頭打ちになっており、この数ケ月比で2月辺りのピークから徐々に下がっているように見えます。ですがこれは多くの買い手が一旦活動を休止にマーケットの様子見に入っているからの結果であると思われます。
つまり多くの買い手にとってはこれは長年見られる事のなかったチャンスである可能性が高く、価格が底を打つのを見極め、購入に動きたいとの狙いがあるわけです。これまでも価格調整はあり、その度に買い手がマーケットに参入し価格がリバウンドしています。今回も底が見えた時点で同じ事が起こるだろうとの予測が強くあります。





