せっかくのカナダ生活、時には「カナダならでは」のものに意識を向けてみましょう!|留学カウンセラーが説くワーホリカナダ生活 Vol.137

カナダではまたDaylight Savingという事でいわゆる「夏時間」に切り替わり、トロントもいよいよ春らしくなってきました…と思いきや、また気温がマイナスになったり、そのうち雪もチラついたりと、相変わらず予測ができないお天気です。ある意味それがカナダらしい気候と言えるかもしれませんね。カナダらしいと言えば、最近お隣アメリカのトランプ政権が発足してから急に激化してしまったアメリカとの貿易戦争の影響で、カナダ国内では「カナダ製品」を優先して購入しようという動きが広がり、スーパーに並ぶ食品も、カナダ産のものが分かりやすいように表示されて陳列されるようになりました。でも考えてみれば今まで意外と「カナダならでは」のものってどんなものがあるのか気が付かずに生活してきたのだなと思いました。
日常生活編88:せっかくのカナダ生活、時には「カナダならでは」のものに意識を向けてみましょう!

カナダならではのものや事柄は実際沢山あると思います。例えばメープルシロップやアイスワイン、ナナイモバーや袋入りの牛乳(笑)、それからピーミールベーコンやモントリオールベーグル、プティーンなどのように、食品などを思いうかべることもあると思いますし、ナイアガラの滝やカナディアンロッキー、メープル街道や五大湖、イエローナイフのオーロラなどのような大自然を思い浮かべることもあるでしょう。
システム的なものでいえば、公用語が英語とフランス語の2つあること、医療保険が整っていること、多様性の尊重やカナダ人のおおらかさ、すぐにSorryと言ってしまう控えめさ、それでいながらアイスホッケーとなると血が騒ぐところなど、カナダの特徴をいざあげてみたら色々あるのは確かです。でもカナダに長年暮らしていると、それらが当たりまえの生活になってしまうので、意外とそういったカナダらしさに意識が向かなくなってしまいます。私自身もカナダ暮らしはもう24年も経ちましたので、普段あたりまえのように生活の一部になっているカナダらしさに気が付かなくなっていた気がします。
ところが今回の貿易戦争の影響により、カナダ国内で広がっている“Buy Canadian”(カナダ産のものを買おう)の動きや、トランプ大統領がカナダをアメリカの51番目の州にするという発言をしていることに対する“Canada Not for Sale”(カナダは売り物ではありません)の動きを見ていると、一見カナダ人が急に強い愛国心をあらわにし始めたように見えますが、実はもともとカナダならではのものやカナダらしさへのプライドが根底に根付いているのだという事が感じ取れます。
カナダはまだ国としての歴史は極めて浅いですが、それでも世界トップの経済大国の一つとして国際舞台で活躍していますし、広大な国土と豊かな自然を誇りつつ、決して奢ることがないところはそれこそカナダらしい特徴だと思います。多様性や多民族性を強みにした国家としても先駆者的存在だからこそ、私もこの国の移民の一人として誇りをもって暮らせているということを気づかされている今日この頃です(というわけで、今日もコーヒーはティムのダブルダブルです…笑)。










