英文の書物を出来るだけ多く読むようにしましょう!|留学カウンセラーが説くワーホリカナダ生活 Vol.96
英語学習番外編:英文の書物を出来るだけ多く読むようにし、自然な英文の読解力を高める努力をしましょう!
ミニボスはまだ現時点ではアルファベットを読むくらいしかできませんので、実際に本を読むという事はできません。ただよく寝る前にBedtime Storyで読み聞かせをするせいか、本を読んでストーリーを語るという行為自体に興味を持ち始めています。時々自分で本を取り出しては、声に出して読むふりをしたりします。何度も読んだことがある本だとストーリーも覚えているので、絵を見て自分で表現をしたりするのです。そんな姿を見ると、現代人は大人になるとこの「読むこと」の重要さをすっかり忘れてしまいがちになるなあ、と思い知らされたりします。
仕事上でも、最近はまた留学を実現すべくご相談を沢山受けるようになりました。その過程でビザの申請についての説明や学校の資料のご案内をする際に、そのまま英文のサイトのリンクをお送りしたりします。ビザの申請手順もサイトのリンクと合わせて御案内したりします。するとよく「全部英文なのでよくわかりません」と言われてしまいます。最近はスマホなどでも簡単に翻訳機能が使えたりするので、中には翻訳機能を使って読もうとする人もいますが、とりあえず読んでみようとせず即座に「英文は読めない」という反応に私はとてもガッカリします。翻訳機能を使うのもありますが、最もオーガニックな方法として普通にその英文を辞書で調べて読んでみる挑戦さえしないようです。確かに分からない単語を逐一調べた上で文法も意識して読解するまでには途方に暮れる作業と時間を要する事になるかもしれません。でも英語を勉強して理解するという事はそもそもそうやって自分で地道な事からやっていかなくては先に進めないのです。
よく英会話をする際に、「頭の中で訳さずに、英語脳になれ!」みたいなことが言われますが、実は読解力も同じでいちいち訳さずとも文章を読めばそのまま理解できるようになることがとても大事なのです。そのためには全部英文だとしても即座に諦めたり拒否反応を示すのではなく、少しでもわかるようになろうと実際に「読んで」理解をしようと努力することが大事なステップだと言えます。ビザ申請の際もせっかくの機会なのですからどんな事が書かれているのか実際に読んでみるという意欲は必要だと思います。この様にして英文の読解力を付けることは今後留学先でもその後の人生にも役立つことは間違いないでしょう。