イランのご飯とおこげ事情|編集部ブログ
みなさんこんにちは!
春日和がやっと来たなと思ったら一気に冬に逆戻りしましたね。
4月に横殴りの雪が見られるのもカナダならではですね。
そんなトロントに大雪が降ったイースターマンデーの前日、イースター当日に夫方の親戚と集まってホームパーティをしました。
イランの美味しいご飯やスイーツをみんなで囲んで会話を交わして楽しい時間を過ごしました。
この日は、ケバブと、チキンの煮込みなどを作ってくれましたが、みなさん、真ん中にある大皿にのった黄金色の料理なにか分かりますか?
こちら鍋でこげをつけたイランの長いお米、バスマティライスです。
そう、イランではご飯をケーキのように盛り付けてみんなで分けて食べるのです。
上からかけられてるのはザクロの実です。甘酸っぱくて意外とおかずとご飯と一緒に食べると合います。
このご飯のおこげは「タディーク」と呼ばれ、取り合いになるほどイランの人たちにとても愛されてます。
ご飯のおこげが好きなんて日本人と似ていると思いませんか?
お客さんがお家に来てる際などはおもてなしとして、お客さんのお皿にタディークを盛り付けてあげるのがマナーとなっているようです。
この綺麗な焦げ目をつけるのがとっても難しいのです。
コンロの前で40分以上我慢強く様子を見ていなければいけません。
私も何回か挑戦してみましたが、真っ黒に焦げすぎてしまったり、逆に火加減が弱すぎて固まらなかったり、まだ成功したことはありません。
いつか、綺麗なタディークを親戚のみんなにお披露目できるように私の練習は続きます。
ことの
沖縄出身の両親をもつ日本人に見られない日本人。東京の西のはずれで緑と川に囲まれてのびのび成長。来加してからは友達の少ないトロント生活のおかげで洋書にどハマりする。普段はスマホを修理している。