オシャレすぎて入りずらいトロントのCafé Milky’s&美味しいクロワッサンHadrien Verrier Pastisserie|#トロントグルメ部 編集部ブログ
ここ最近、今風のオシャレなカフェがあそこにも、ここにも、ものすごい勢いでオープンしているトロント。
「うわー、いい感じのカフェ。人気もあってにぎやかだし。」と、眺めつつ入りたい思いを心に潜め真横を通り過ぎる小心者のわたし。
題名にもある、オシャレすぎて入りずらいというのも著者のただの勝手な偏見で、他の人からしてみればなんということもないのかもしれない。
しかし、そんな勝手な思い込みのせいで美味しいものをいただく機会を逃しているとするならばそれはただトロントにいる時間を無駄にしているだけかもしれない。
こないだ、職場の近くにあり5年間毎日といっていいほど前を通り過ぎているのに1回も足を踏み入れたことのなかったカフェにいく機会があり、それを痛感した。
そこというのも、バサースト×ダンダスにある小さいMilky’sというカフェなのだが外からでもわかるセンスのいい店内、可愛い壁紙、ファッショナブルな店員。
夏は、外のベンチに人が溢れかえっていて、冬も店内で賑わいをみせるほどの人気でいつも気になっていた。
今回いくキッカケになったのは、友人に「これはすごい!」と驚くほど美味しいクロワッサンがあるとオススメされて、そのお店のクロワッサンがMilky’sでも買える ということを知りそれ目当てでいった。
ここで1回焦点をクロワッサンのお店にあててみる。
その飲食店を経営している友人も驚いたという本格フレンチクロワッサンのお店はその名もHadrien Verrier Patisserie。
この細かい層をみてすでにパリパリっとした食感が頭の中に響いてるのではないだろうか?
さすがファンも多いようでトロントにある他のカフェ数店舗でもクロワッサンが置かれているらしい。インスタグラムのプロフィール欄でどこで手に入れることができるか書いてあるので気になる方は要チェック!
そして、Milky’sに話題を戻す ―
入ってみるとやっぱりお洒落でユーモアのある、オーナーセレクトと思われる置物がおでむかえしてくれる。
「楽しい店内だな。」これが私のそのお店の実際に入ってみた第一印象だった。
と、列に並んでいる間に店内を見渡していると自分の番になり、メニューそれぞれの説明を聞いた後、比較的シンプルな味を楽しめそうなチョコレートクロワッサンと、そのときの気分で抹茶ラテを頼んだ。
まずお店をでて抹茶ラテを一口くちにするとなぜお店の名前がMilky’sなのかわかった気がする。 すんごくミルキーなのだ。
例えると、ペコちゃんでお馴染みのMilky (ミルキー) キャンディのような、
あのお爺さんと孫のCMが印象深いヴェルタースオリジナルキャンディのようなミルキーさ。
どんなミルクで作られているんだろう?
これがスーパーとかで売られている普通のミルクだったらまた面白いが、、、
クロワッサンのほうはというと、お店に置かれてから時間は経っているだろうに、やはりパリパリさくさくは、健在で。
中はもちもちというよりふわふわが似合うような食感だった。チョコレートの配分もいい感じ。
その数日後、またあのミルキーな飲みものとクロワッサンの他の味を試してみたいとまたそのカフェに行った。
もう入りずらいなんて気持ちもない。
「こないだはどうも!」なんて言うほどでもないが、
このときは、Cortado というエスプレッソとスチームミルクで作られる飲みものと、アーモンドクロワッサンを頼んだ。
エスプレッソは普段あまり飲まないが、スチームミルク入りましてや、あの特別ミルキーな飲みものをつくるカフェだからこそ試してみたいと思ったCortado。
エスプレッソだから当たり前に濃いし苦いが、それと同等くらいにミルクのまろやかさが苦味を包んでくれている。
私だったらこれに砂糖をダブルくらいにしたらすごく美味しい飲み物になりそうだな、と思ったのだが、
そうだ、クロワッサンがあるではないか。
今回頼んだアーモンドクロワッサンは、こないだのチョコレートクロワッサンに比べて甘く少し重めなクロワッサンということは見た目からわかった。
まず、クロワッサン自体がアーモンドペーストのおかげなのか、卵に浸らせたフレンチトーストのように少しウェッティーだった。
だから外はパリカリ、中はもちもちといった具合で1つで満足感のあるクロワッサンだ。
アーモンドペーストの風味と甘みがマッチして苦いコーヒーともよく合った。
なんでも、Milky’sで提供されるコーヒー類 は、Milky’s独自で作られるホンジュラスとエチオピアで採れた2種類の豆ブレンドを使っているらしい。
その他にも夏に涼しげなThai tea を冬のコンフォートドリンクにしたという「Thai Hot Tea」や、ダンダス店限定のアールグレイ、ライチ、レモングラスとオートミルクで作られる「Chinatown Fog」といった飲み物など、ユニークな名前がメニューに並ぶ。
ベーカリーは、Hadrien Verrier Pastisserieを初めとしたローカルのベーカリーからセレクトされたクロワッサン、デニッシュ、クッキーなどが置かれている。