it(それ?)|めるものえいご【第41回】
① make it(やってのける、うまくいく、間に合う)
I overslept this morning, but I made it on time to work.
今朝、寝過ごしたんやけど、仕事間に合ってん。
それを作った?なんやそら?と思いますが、日本語で言うと「いけた」に近いですね。明日、飲み会すんねんけど、来やへん?I think I can make it.(行けると思うわ)など、
② nail it(うまく行く、ばっちり決まる)
nailは「釘を打つ」をいう単語ですが、当たり所がいいとバッチリ入りますよね?「キマッタ!」というイメージです。例えば、友人が出るというサッカーの試合を観戦して
You nailed it!(お前、やったなオイ!)。
Nail it or Fail it.で検索すると、様々なシチュエーションでの、すげぇ!と、ざんね~ん!を集めた動画を楽しむことができますよ。
③ leave it(放っておく)
A:Let’s talk about our plan for 2017! First we have to come up with the budget, talk about what we want to do….
今年の予定について話そう!まず予算決めて、何したいか話して、ほんで・・・。
B:I’m too tired to think. Let’s leave it for now.
疲れて何も考えたくない、とりあえず今は置いとこう。
④ deal with it(我慢して、とにかくやって)
以前にもwithのトピックでご紹介したことがありますが、deal(やり合う、取り組む)という単語ですが、日常会話では「しょうがなくやる」「とにかくやる」というイメージ。
A:You didn’t clean the dishes again! You are so lazy and dirty!
また洗い物してないん!あんたほんま面倒くさがりやし汚いなぁ、もう!
B:It’s your husband. Deal with it. それがお前の旦那や。我慢せんかい。
旦那さんとの口喧嘩で、こう言われて脱力したという友人がいます・・・笑
それ以外にも、I got it.(分かった)You should stay out of it.(関わらんとき。)などの表現があります。
さて、今月もギリギリでこの記事をmade it(間に合わせた)私です。
海野 芽瑠萌(Merumo Unno Thorpe)
日本の進学塾にて英語文法・受験対策で5年以上の指導にあたり、数多くの生徒を関西の有名高校へ合格させる。カナダでは英語教育者としての経験と、自身の留学経験を生かしながら留学エージェントへ勤務、その後語学学校にて更なる経験を積んだ後、2012年、トロントで最大規模の留学エージェントBRAND NEW WAYを起ち上げる。現在トロントマネージャーかつカナダ統括ディレクターとして、実践のみならず知識・教養としても役立つ語学留学の提供を目指す。