つま先の役割|新ミサキのカナダ・ゴルフライフ 第56回
今回は、アドレス時のつま先の向きについてお話します。皆さんのつま先はどうなっていますか?姿勢や体の向きは意識しているかもしれませんが、つま先はどうなっているでしょうか?つま先の向きによってスイングが変わり、そのせいで球筋が変わることもありますので、どうなっているかを確認していきましょう。
左のつま先を開いた場合
この状態で左右にz体重移動をしたり、回転をしてみてください。左への体重移動と回転がしやすく感じませんか?逆に右へは動きづらいと思います。スイングにおいては、フォロースルーの回転がしやすく、テークバックの回転がしづらくなります。フィニッシュで右に体重が残ったり、あまり腰が回ってないと感じる人は、左のつま先を開いて打ってみてください。
右のつま先を開いた場合
先ほどと同じように、左右に体重移動と回転をしてみます。そうすると、右への体重移動と回転がしやすくなります。こちらは左へ動きづらくなります。スイングにおいては、テークバックの回転がしやすく、フォロースルーの回転がしづらくなります。アウトサイドに上げていたり、手だけでバックスイングをしている人は、右のつま先を開いて打ってみてください。
基本的なつま先の向きはまっすぐ平行ですが、どちらにも体重移動や回転ができていない(手打ち)と思ったら、両方のつま先を開いて打つのもいいと思います!試してみてください