Mr.Guu流行るにはワケがある!#38
#38 パパになりました!









いよいよ本格的な冬が始まろうとしています。去年もかなり寒い冬でしたが今年も寒くなりそうな予感がしますね。そんな中私達は10月末にKintonRamenの4号店となるノースヨーク店、11月頭に新ブランドとなるKinkaIzakayaをモントリオールで無事にオープンする事が出来ました。オープン初日から両店舗とも多くのお客様にご来店頂きありがとうございます。まだまだ両店舗ともバタバタしていますが、少しでも早くお客様に満足して頂ける店になる様にスタッフ一同力を合わせて前に進んで行きたいと思います。そんな仕事でもバタバタしている中、10月末になんと我が家に長男が産まれ、私パパになりました。ありがとうございます。去年の10月に入籍をしてから長男の誕生までは本当に色々とありました。私がまさか出産について書くとは思っていませんでしたが、今回はちょっとそのお話しを。
出産は皆色々と大変な事があると思いますが、私達の場合は出産の時に妻のカナダの保険が無かった事が一番大変な問題でした。去年の10月に日本で籍を入れて、妻はそれからカナダの移民申請を行いましたが、移民ビザが降りたのが今年の9月。少しでも早く移民が降りる様にと国外申請という方法を取りましたがそれでも約1年掛かりました。無事に移民ビザが取れた後もオンタリオ州は保険が下りるまでにさらに3ヶ月待たなくてはならないので、出産には間に合わない事は分かっていました。妻に何かあった時に高額な入院費や治療費が掛かるのは避けたいと思っていましたが、二人がこれ以上離れている方がお互いにとっても良くないと考え、妻はトロントでの出産を快く選んでくれました。トロントのいくつかの病院に保険が無い状態で出産をした場合の見積もりをもらいましたが、最低でも日本円で250万円から550万円は掛かると返答してきた病院もありました。もちろん可愛い妻のため子供のためなら幾ら掛かってもいいという気持ちはありましたが、この金額を聞いた時には正直ビックリでした。病院で産む以外の方法が無いかと色々と探していたらmidwifeと呼ばれる助産婦の存在を知り、まずは自宅から一番近い助産婦のコミュニティーに顔を出したら、運命的な出会いがありました。なんと日本語を話す助産婦さんがいたのです。カナダ人ではありますが、ギリシャ人と日本人の両親を持ち、英語、ギリシャ語、日本語、スペイン語を流暢に話すという素晴らしい方でした。私達にとっては初めての出産であり、それも海外での出産で色々と心配な事がありましたが、彼女に出会えて本当に助かりました。カナダの病院は予約があっても2~3時間普通に待たされますが、助産婦の場合は自宅まで訪問に来てくれますし、産まれた後のアフターケアもしっかりしてくれてとても助かりました。なるべく薬は使わない、なるべく自然な形での出産をすすめるスタイルも妻にはとても合っていました。出産もToronto Birth Centerと呼ばれる出来て2年も経たないとても綺麗な施設を無料で使うことができたので、出産にはほとんどお金が掛かる事なく済ませる事が出来ました。出産前の検診などは無保険ということでかなり高額な診察料が掛かりましたが、出産後も妻も子供も健康だった事はこの上なく幸せな事だと思います。一時は私も日本に帰ろうかなど真剣に悩んだ事もありましたが、前向きに怖がらずにした選択が全てうまく行き、妻と子供に心から感謝しています。これからは新米パパとして仕事と家族と両立出来る様にさらに頑張ろうと思います。これからも私、家族共に暖かく見守って下さい。

Ogasawara Masaru
ファッションブランドGAPで大学生時代のアルバイトからマネージャーまで7年間経験したのち、2005年ワーキングホリデーでバンクーバーに渡加。その後、大人気居酒屋のGuuでワークビザを取得し、男前店で副店長を務める。2009年トロント店FCの立ち上げ責任者に任命されトロントへ。12月に1号店である居酒屋店をオープン。毎日大行列ができる大繁盛店となり、トロントの日本食ブームのパイオニアとなる。Guu2号店である酒場店を2011年3月にオープン。2014年1月トロントでGuu、KintonRamen、JaBistro、そして留学エージェントEast-Westを展開するKinkaFamilyInc.のVice Presidentに就任。今年1月には金とん2号店をオープン。今年は同グループの全体の現場責任者として各ブランドの新規出店のほか、新業態の立ち上げなども予定している。








