Mr.Guu流行るにはワケがある!#35
夏はやっぱり海!







トロントの夏はあっという間に過ぎていくとは分かっていましが、今年の夏は少し物足りないほど涼しかったですね。7月に約1ヶ月の夏休みを頂き、蒸し暑い日本の夏を満喫してきた後だった事もあり尚更肌寒く感じました。日本に滞在中は湿気の無いトロントの夏を恋しく思っていましたが、今となってはあのうだるように蒸し暑い日本の夏が恋しく感じ、人間って無い物ねだりだなと実感しています。そんな既に恋しい日本の夏、先月は京都旅行を中心にお話しましたが、今月はトロントに居るとさらに恋しくなる海についてお話し出来ればと思います。
私は横浜出身という事もあり、近くに海がある生活が普通でした。家のベランダからは横浜を象徴するベイブリッチが見え、夏にはいくつもの花火大会が海辺で行われます。家内も湘南の逗子が出身で、家を出て1分で海岸に着く海沿いの家で育っています。特にその湘南エリアは鵠沼海岸、江ノ島海岸、由比ケ浜海岸などいくつもの有名な海岸があり、一年を通してサーファーやボディーボーダーで盛り上がっていますが、夏はどの海岸も海水浴客でもの凄く混雑をし、駅から海に出る道は大行列、海周辺は大渋滞、駐車場はどこも満車になります。日本はコンビニが至る所にあるので、ご飯や飲み物などを買い出して海に行く人も多いと思いますが、クーラーボックスにいっぱいの飲み物を詰めて、ビーチベッドやスピーカーを持って行くのは結構大変です。なので、手ぶらで海に行って、海の家を利用するのはとても便利です。ロッカーもあればシャワーも使え、ご飯も食べれるし、ビーチベッドもパラソルも借りられるので楽チンで少し高くつきますが良いアイデアかと思います。最近の海の家は一昔前の食堂のようなイメージの海の家とは違い、かなりオシャレな海の家が沢山ありビックリしました。まるでバリ島の海に居ると勘違いする様な南国のイメージの海の家や、DJが居て昼間から爆音で音を出すクラブの様な海の家、レゲエが流れてジャマイカに居る様な海の家など色々な海の家があり、どこも大変盛り上がっていました。
やはり屋外で飲む事が出来る日本だからこその盛り上がりだとは思いますが、いくつかの海岸では近年色々な規制が入っている事には驚きでした。その中でも逗子海岸は特に規制が厳しくなり、今年からは海の家では可能ですが砂浜では飲酒、バーベキューの禁止。入れ墨やタトゥーは露出禁止となり、他人を怖がらせるという理由でシャツやタオルで隠さないといけない。音楽に関しては砂浜でも海の家でも流してはいけないなくなり、イヤホンを使用しないといけない。海の家の営業時間も18:30までと正直厳しすぎるのではないかと思う程の規制はビックリで日本一厳しい海とまで言われています。近年クラブ化した海の家で若者が色々と問題を起こしたこともあり、家族での利用客を増やすための規制のようですが、逗子海岸の利用客は昨年に比べて7割から8割減とまで言われています。来年さらに厳しくなったら利用客がゼロになってしまうかもしれません。
最近では風営法によりクラブでのダンスの禁止などの規制もあり、色々と厳しい日本ですが、海岸でのビールという最高の幸せが無くなるのは寂しいですね。自分のゴミは持ち帰る、他の利用者に迷惑をかける様な事はしない、など最低限のルールを皆が守り、皆で楽しい日本の夏、日本の海を楽しめるようにしていきたいですね。湖もいいですが、やっぱり夏は海が恋しくなりますね。

Ogasawara Masaru
ファッションブランドGAPで大学生時代のアルバイトからマネージャーまで7年間経験したのち、2005年ワーキングホリデーでバンクーバーに渡加。その後、大人気居酒屋のGuuでワークビザを取得し、男前店で副店長を務める。2009年トロント店FCの立ち上げ責任者に任命されトロントへ。12月に1号店である居酒屋店をオープン。毎日大行列ができる大繁盛店となり、トロントの日本食ブームのパイオニアとなる。Guu2号店である酒場店を2011年3月にオープン。2014年1月トロントでGuu、KintonRamen、JaBistro、そして留学エージェントEast-Westを展開するKinkaFamilyInc.のVice Presidentに就任。今年1月には金とん2号店をオープン。今年は同グループの全体の現場責任者として各ブランドの新規出店のほか、新業態の立ち上げなども予定している。











