【第19回】夏といえば | トロントの本屋さん
今回のトロントの本屋さんはOCS JAPANESE BOOKSTOREの堀内が書かせていただきます。
さて、トロントはすっかり暖かくなってきましたね!半袖で過ごせるのがうれしいですね!夏はビーチ、キャンプ、BBQなどなど、やりたいことがいっぱいありすぎて時間が足りませんね!
あなたの1日を3時間増やす「超整理術」
高嶋美里 著(KADOKAWA)
時間が1日3時間増えたら何をしましょうかね?映画1日1本見てもまだ1時間くらい時間が余りますね。実際増えたところで何もすることがなさそうです…(だからいつまでたっても落ちこぼれという…)
天才たちの日課
クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々
メイソン・カリー 著・金原瑞人 訳・石田文子 訳(フィルムアート社)
「◆ヘミングウェイは毎日書いた語数を記録していた」
この文章はワードで入力していますが左下に文字数がずっと表示されています。このコラムあと千文字くらい必要…気が狂ってしまいそう…
「◆フロイトの散歩はたいへんなスピードだった」
私も歩くときは競歩か!?と、言われるくらい、早く歩いています。逆にゆっくり歩けません!
「◆バルザックは午前1時に起床しすぐに仕事をした」
起床も何もその時間はまだ寝ていません!
「◆ストラヴィンスキーは作曲に行き詰まると倒立をした」
これは出来そうですね。
「◆マルクスには金銭管理能力がなかった」
というよりも、金銭管理能力がないというのは日課なのですか?
ということで、フロイトの日課の散歩なら毎日できそうです!
フロイトの精神分析
鈴木晶 著(ナツメ社)
「歩き方には、その人の生活スピード、思考スピードも現れるので、歩くのが速い人は、頭の回転も速く、行動も速く、日常のリズムそのものが速い人です。」
おお!
「したがいまして、普通の人の何倍も濃い人生を歩んでいる場合が多いです。」
これからそうなるということでしょうかね?
「ただし、協調性がない場合も多く、非常にマイペースな人が多いです。また、競争心も強く、いつも他者と自分を比較する癖がついていますので、負けん気が強いですし、その結果、いつも焦っていて、せかせかしているのです。」
私の事を知っている方、私はそんな感じなのでしょうか?
「他の人と一緒に歩いているのに、せかせかと歩くペースを変えない人は、これはもう、完全にマイペースな人で、周囲の影響を受けにくく、独善的な傾向があります。」
完全に私ですね、これはいい意味で捉えていいのでしょうかね?
「逆に、普段はせかせかと歩くのに、他の人と一緒に歩いている時は、その人の歩調に合わせる人は、協調性も持ち合わせています。このような人は、頭の回転が速く、仕事もできる上に、協調性も持っているため、非常に優れた仕事をおこなえる人です。」
こちらではなかったようです!残念!
私個人の精神分析を誌面上で勝手に公開してみましたが、これが完全にマイペースな人で、周囲の影響を受けにくく、独善的な傾向ということでしょうか?誰か教えてください。
こういった精神分析?行動分析は大変面白いですよね。是非皆様も色々調べてみてはいかがでしょうか。
ところで今月は何の話をしていたのでしょうか?今から来る夏に胸を高鳴らせているという話でしたね。あと夏といえば怖い話ですね。
伊藤潤二傑作集10
フランケンシュタイン
伊藤潤二 著(ASAHI COMICS)
恐ろしさのあまり、暑い夏も凍り付くような寒さになること間違いなしです!
それよりも、夏のTTCの方が背筋も凍るような寒さですかね!!
え!?このコラムの方が寒い!?また次号!?ごきげんよう!!
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