オンタリオ・アウトドア・アドベンチャーズの楓の森の歩き方 第4歩

第四歩 森の中へ
萌える緑も最盛期をむかえ、照りつける太陽のもとまぶしいほどに輝く草花たち。
そんな真夏の日差しから、木陰へと身を寄せると心地よいそよ風と共にとても過ごしやすい… オンタリオの夏のいいところですね。
萌える緑の葉は、太陽の光を和らげ、やさしい木陰を作ってくれています。
これからの季節、晩夏から初秋にかけてトレイル・ウォーキングには最適です。木陰の中を散策してみませんか?
オンタリオ州には、330ヶ所以上の州立公園として保護されたエリアがあり、多様な生態系を保ちながら野生動物達が生息しています。南オンタリオで オススメの公園は、Algonquin Provincial ParkやKiraney Provincial Park, Frontenac Provincial Park, Rondeau Provincial Park です。それぞれの公園にトレイル・ウォーキングのコースとバックパッキング・トレイルのコースが設定されています。
そして、特にオススメなのはユネスコの生物圏保護区に指定されているBruce Trailです!
Bruce Trailは、800㎞以上のメイン・トレイルと400㎞以上のサイド・トレイルからなり、ナイアガラからナイアガラ・エスカープメント(断層崖)の縁に沿ってブルース半島先端のトバモリーまで、素晴らしい自然環境の中を歩くことができます。
忙しい日常から抜け出して、森の中へ入ってみてください。深呼吸をしてスローダウン、あなたのまわりの大自然が五感へと語りかけてきますよ。そして、新たな感覚を与えてくれるかもしれません。森の中の散策は、大自然の秘められた不思議と出会う最善の方法なのです。
夏から秋にかけて、ダイナミックに変化していく森の中では、他の季節では見られない美しくて不思議な光景に出会えます。
アルゴンキンパークでは、モナークバタフライ(黒と白の斑紋のある橙色の移動性の大型蝶:和名オオカバマダラ)の最初の大群が7月の初旬から見られ ます。モナークバタフライは、夏の間に産卵し幼虫はトウワタの葉を食べて育ちます。そして秋になる頃、メキシコへむけて旅立っていきます。
初秋にむけて、顔を出してくるキノコをみつけるのも楽しいですよ。
アルゴンキンだけでも千種類以上のキノコ類が発見されており、面白い名前のキノコ猿の腰掛けや髭の形に似たビアーズヘッド、毒性のあるベニテングタケや信じられないほど巨大なジャイアント・パフボールなどの不思議な形のキノコがたくさん生えています。
オイスター・マッシュルームなど食べられるものもいくつかあります。でも、もしあなたがあまりキノコについて詳しくないのなら、毒性のキノコもありますので、写真を撮って帰って公園内のキノコの生態など後でよく調べることをオススメします。
そして、寒い夜が森に訪れる頃、紅葉も少しずつはじまります。紅葉していく過程にもそれぞれ違いがあり、土の種類や湿度、立地によって色の変化も変わってきます。
さぁ、水筒にお水、ランチとお菓子、そして雨具やファーストエイドセットもナップサックに詰め込んで、森の散策へと出かけましょう!
トレイル・マップも忘れずに用意してくださいね。
ペースの合ったお友達やパートナーと一緒に行くのも楽しいですし、様々な森の知識を得られますので、わたしたちネイチャーガイドと共にトレイルに入ることもオススメします。
それではみなさん、森の入り口で逢いましょう!
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第一段は、カヌーの旅♪
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Holly Blefgen(ホリ―・ブレフゲン)
オンタリオ・アウトドアアドベンチャーズの代表。ナチュラリスト。春から秋にかけてカヌーととトレッキング、冬はテレマークスキーでネイチャー フィールドへ。30年余りに及ぶガイド経験を持ち、オンタリオ州及び日本における文化・歴史・自然にフォーカスしたツアーを通して、クライアントとその情 熱を共有することを愉しみにしている。
Photography/layout/design: 尾西 知樹
Translator:瀬川 たかこ









