トロント・ハーバーに10万個ものゴミ、中には意外なものも|TORJAニュース報道局
トロント大学の環境保護団体「U of T Trash Team」は市の沿岸にあるゴミを収集し研究している。GTAの小学5年生を訪問し環境保護を教える活動もしている。NPOの「Ocean Conservancy」と提携を組み研究データを「International Trash Trap Network」と共有し、世界中の沿岸でのゴミ拾いに役立てている。2月、昨年の成果が発表され10万近く収集されたゴミの内容が明らかに。プラスチックのボトルとキャップ、袋や包装、紙、タバコの吸い殻など一般的なものが多かったが、極めて衝撃的だったのは今回初めて見つかった油脂などが赤ちゃんのお尻拭きやオムツと混ざってできた「Fatberg(油脂でできた氷山)」と名付けられたものだ。この研究結果で市民の公共マナーが変わることを期待したい。
「U of T Trash Team」の参加者は大学生や大学院生に限らず、博士研究員、研究者など様々なボランティアがいるそう。トロント大学に属していなくても参加ができ、理系でなくてもグラフィックデザインやマーケティングなど、全く別の分野でもチームに貢献することができます。ユニークな活動の場を探している方は是非チェックしてみてください!