ハイパークを「Car-free」にするための署名活動が注目される | カナダニュース報道局
ロックダウン中、公園はトロント市民の心のよりどころになった。市内最大の公園、ハイパーク(High Park)では2020年の春、花見シーズン中まったく車で入園できない決まりがあった。散歩やジョギングを楽しむ人たちはこのルールがもたらす安全性を喜んでいた。
しかし桜が散る頃にハイパークは平日のみ車での来園を許可。パーク側は「Car-free Weekends」とキャンペーンに名をつけ良さをアピールしたが、平日利用者はSNSで不満の声を上げた。パンデミック開始から3年を迎える3月、「Car Free High Park Coalition」という団体はハイパークを完全に「Car-free」にするためインターネット上で本格的な署名活動をスタート。目標は2000名の署名を集めることだ。安全かつ環境に優しい公園づくりを考案している。反対意見の中には車椅子を使う人や大きなスポーツ器具を持参する人らがいるが、その意見をどう取り入れるかが気になるところだ。
2018年6月にニューヨークのセントラルパークが全面的に「Car-free」になりました。セントラルパークができるなら、ハイパークも不可能ではないと筆者は信じたいです。電車にアクセスがない人なら仕方ないですが、徒歩や電車で辿り着くまでの風景も楽しめるのでは?短距離でも車でジムに通う人のようにちょっと矛盾しているような気もするのは、私だけでしょうか。