モントリオールで放火による 火災が多発 | カナダニュース報道局
4月から5月にかけての1ヶ月の間、モントリオールで50件以上もの放火による火災が発生した。車やレストラン、店頭など18ヶ所以上の場所で起こり被害は拡大する一方だ。ある日には30台もの車に火がつけられる事件があった。連続放火事件はレバノン人住民が経営するカフェをターゲットにしたことから始まっているとモントリオール警察は見ている。警察は動機を事業同士のライバル心や恐喝目的で行われていると懸念している。ライバルの事業が犯行グループを雇い放火をするように命じているのだ。
モントリオールでは放火事件が起きた場合、保険会社や消防署が解決にあたる。恐喝が原因だった場合さらなる被害を防ぐためにあえて警察に通報しない人が多いそうだ。
30台もの車が燃えるとは、これは犯罪を超えて公害の問題になるのではないかと筆者は思っています。事業のライバル心だけで火事があるたびに空気が汚くなったり消火活動に時間や資源が必要になったりするのは住民にとってもいい迷惑。早く解決されることを願っています。