歯の本数と種類|Wellness…温故知新
患者さんからの最も多い質問に「健康の為には何を食べれば良いんですか?」かんたんそうで難しい質問ですよね!人種、宗教などとも絡んできますし適当には答えられませんが「プチヒーラー」を目指すのであれば自分なりの確固たる答えが必要です。
私のいつもの答えはこうです「人種を問わず人間には約32本の歯がありますよね、犬歯4本、前歯8本、奥歯20本。1対2対5の割合です。永い進化の歴史で考えれば私たちの身体は現時点で最も適した最高の状態に進化していると考えるべきでしょう。
前歯は草食用 犬歯は肉食用 奥歯は穀物用
以前の日本の食卓は動物性タンパク質は魚が主でした。そしてまさにこの割合で食事を摂っていたようです。例:イワシ塩焼き2匹(150グラム)お漬物に野菜高野豆腐の煮物にお味噌汁(300グラム)玄米ごはん(750グラム)。1対2対5の割合です。
お米が多く感じますが、農作業などの肉体労働が主でしたのでこのような割合になっていたのでしょう。今は知的作業が多いので、お米(カーボハイドレート)の量はここまでは不要と思いますが…やはり日本人には日本食!先祖代々食してきたものが最適です。日本食は、世界に誇れる長寿食、健康食です。
それと、現代では難しいですが本来は人が歩ける距離(半径10キロ圏内)で採れる食物の摂取がのぞましいそうです。近年のアレルギーの多さは本来身の回りで育っていない、例えば日本で言えば南国の果物や木の実などがアレルゲンになっている事実がこれを実証しているようにも思えます。
「悪い物を出す」ことに励む
難しい事を言いましたが、現在のグローバルな物流システムや加工食品の氾濫で悪い物が身体に入ってくることは防げません。多少の悪いものが入ってくる事は仕方ないと諦めて「悪い物を出す」ことに励みましょう!発汗、排便、排尿で毒素を排泄!物事は入ってくる方より出す方が大事、食事も呼吸もお金も入ってくるより出す方が大事ってことですね!どうですか納得して頂けましたか?
Don Suzuki
鍼灸指圧ライセンス(オンタリオ)柔道整復師ライセンス(日本)保持者1990年ワーキングホリデーにて渡加。1992年ヤング&エグリントンにTokyo Shiatsu & Acupuncture Clinic開院。現在はヤング&エグリントン、ビーチズ、ソーンヒルに3院を展開。予防医療、地域医療の普及に取り組む。カナダ連邦公認のNPO法人The Japanese Shiatsu & Holistic medicine, Society of Canada代表。日本、カナダ、世界規模でのホリスティク医療の普及に資財を投じ精力的に活動中。