トロントの本屋さん2022年3月 「お菓子の本」


こんにちは!バンクーバーの岩崎ゆかりから「トロントの本屋さん」をお届けします。
コロナの制限緩和が進んでいますね。今年は日本への一時帰国や旅行目的の海外渡航が出来るようになりそうです。もうすぐ、旅行解禁と思いながら一足先に今月のテーマの「ヨーロッパの伝統お菓子」で知識を深めて旅行気分を味わってみましょう!

最初に浮かぶのはやっぱり、マカロン、エクレアにクリーム・ブリュレ等々を生み出したフランスではないでしょうか?池上俊一著『お菓子でたどるフランス史』(岩波書店)で歴史を知れば、お菓子がより美味しく親しみ深く感じられそうです。本書はお菓子が今の形のきっかけとなる材料や慣習などの文化的背景を13世紀頃から紐解き、現代までを伝えています。また、歴史に知られる人物が食べたとされるお菓子やパティシエ登場等々が紹介されています。

お菓子をテーマにした漫画はたくさんありますが、よしながふみ著『西洋骨董洋菓子店』(全4巻、白泉社)は日本と海外でも実写ドラマ化、アニメ化もされた人気作品です。訳あり美男子4人が働く洋菓子店「アンティーク」へ、ようこそ!とは言っても、世の中に訳のない普通な人は少なく、それぞれに何かあるものです。来店するお客様も事情があったりするようで、そんな人間模様も味わえます。同著者の『きのう何食べた?』にもあるようにリアルなお菓子の描写と解説はレシピ本のようです。

お家で楽しめる趣味として、クラフトを始めた方もいらっしゃると思います。子供の時に遊んでいた粘土でこんなに細かいことができるなんて衝撃です!田中智著『田中智のミニチュアスタイル』(学研プラス)はミニチュア作家である著者のスイーツ、雑貨を中心とした作品を紹介しています。本物!と思うほど手を取りたくなるかわいいアイテムが12分の1のサイズで再現されています。ミニチュアの楽しみ方、使用する道具から作り方も掲載されています。著者のインスタ アカウント「Nunu’s House」でも作品を見ることができます。

今回のテーマではレシピ本は外せませんよね。『お菓子はすごい!: パティシエが先生! 小学生から使える、子どものためのはじめてのお菓子の本』(柴田書店)いつもの料理に入っている卵、小麦粉、バター、牛乳等が工程の違いでお菓子に大変貌なんてワクワクしませんか?お菓子作りには事前に材料を用意・計量し道具を揃える準備や、混ぜ、他の材料を入れる順番を予め確認しておく必要があるそうです。難しそうと思いがちですが、写真付きで分かり易く書いてあるため、安心です。小学生に限らずお菓子作りを始めたい方にもおススメです。
それでは、次号でまた、お会いしましょう。
トロントにある日本の本屋さん Blue Tree Books
Blue Tree Books(J-town内)では、日本の本や雑誌を販売しております。話題の本はもちろんのこと、英語・その他言語のテキスト等も取り扱っています。店頭にない商品も、もちろん日本から取り寄せいたします。是非気軽にお越しください。3160 Steeles Ave E, Toronto(J-Town内)
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