H.I.S オススメ オトナの旅。ラスベガス
まず飛行機に乗る、乗客のハイテンションに驚く。いざベガスへといった雰囲気が機内から感じとれる。そろそろ到着のアナウンスが流れ、機内から地上を見下ろすと、地球上のものとは思えぬ景観が広がる。広大な砂漠地帯に続く岩山や生物もいない未知の惑星みたいな光景が広がる。
ラスベガスはカジノのイメージが世界中トップ1だろう。そんな歴史を振り返ってみよう。第二次世界大戦後、マフィアが続々とホテル建設をした。1960年代後半からマフィアの取締りが厳しくなり、次々と経営権を手放し、ホテルチェーンや不動産業者、大富豪がこのホテルやカジノの経営権を引き継いだ。1980年から巨大テーマホテルブームが起こり、エジプト、ニューヨーク、イタリア、フランスを世界各国をモチーフにした様々なテーマホテルが並び建つ。各ホテルが特徴をいかし、訪れるものに感銘を与える。多様多彩のホテル巡りをするのも一つのアクティビティといっても過言ではない。
最近できたホテルは現代的なスタイリッシュなホテルが多い。部屋の設備がタッチパネルだったりタイマーセットの自動カーテンだったり。ホテル選びが楽しく、旅行者は出発前から楽しみが倍増するであろう。
ほとんどの大型のホテルの中にはカジノやショーがある。ホテルによって趣向が異なり、インテリアやショーのコンセプトが異なる。例え自分が泊まっているホテルではなく、転々とショーやカジノ選びをしても良い。ストリップ通りというメインストーリートの中でここはラスベガスではなく、イタリアか?フランスか?宇宙か?二次元三次元の世界を味わることができる。
たまたま私が行った旅行記をもとに話そう。
週末の休みを利用しての1日半の余暇。グランドキャニオンが終日がかりの為、残念ながら断念し半日のレッドロックキャニオンにて乗馬をした。人生初めての乗馬であるが、ここでやっていいのだろうか?という広大な景色に圧巻した。レッドロックキャニオンはラスベガス市内から車で40分。市内から離れるとカラフルなネオンや人混みなどはない。そこで広大な大地で乗馬をしながら2時間弱。あの喧噪を忘れるほどの醍醐味であった。
ベガスは街から一歩出れば自然の宝庫。一歩踏み出せば週末旅行でも現実逃避できる場所である。