I’m a SUBIE #02
Chapter 2:安全性能を進化させ続けているSUBARU
ドライブの安心感を支えるアクティブセーフティ“アイサイト”に注目
The Insurance Institute for Highway Safety(以下IIHS)のSafety AwardでForester、Crosstrek、Impreza、Legacy、Outbackの5車種が最高評価のTop Safety Pick + 2016に選ばれたSUBARU CANADA。このSafety Awardは万が一事故が起きてしまった際の耐衝撃性を5つのテストで評価し、更に3段階で評価される正面衝突防止機能と合わせて優れた車種に贈られる。今月は特に正面衝突防止機能テストで最高評価を受けた程の信頼できる安全機能“アイサイト”に注目したい。
■ “アクティブセーフティ”とは?
事故の未然回避を安全思想としているSUBARUでは運転手の疲労軽減や視界確保などで未然に事故を防ぐ0次安全に加え、車の操作で事故を回避する1次安全、アクティブセーフティに重点を置いている。運転手の意のままに車が動くことが危険回避に繋がるとし、雨や雪などの路面状況下でも磨き抜かれた基本性能で「走る・曲がる・止まる」をコントロールできる安心のドライブが可能だ。この走行安全は水平対向エンジンとシンメトリカルAWDといったSUBARU独自の基幹技術によって支えられており、車の重量配分や重心高などの成り立ちそのものである車両諸元を高めることによって実現されている。更に人がコントロールできる限界を超えた場面では電子制御が活用され、アクティブに事故を未然に防いでいる。
■ アクティブセーフティの要“アイサイト”とは?
SUBARUの“アイサイト”は危険を予測して安全運転を支援するプリクラッシュセーフティ技術として世界に先駆けて市販車に実用化されてきた。現在では当たり前になりつつある自動ブレーキ機能にSUBARUは四半世紀も前に着目。1989年から“アイサイト”の開発をスタートさせ、その技術を磨いてきた。
“アイサイト”の名前が表すように車前方に優れた認識性能を持つステレオカメラが設置されており、人の目と同じように立体的に環境を把握できる。車だけではなく歩行者や自転車なども識別し、対象との距離や形状、移動速度を正確に認識することが可能。更に最新のステレオカメラではカラー画像化により、ブレーキランプの点灯なども認識可能になり、また、高解像度化で悪天候時などにも安定したシステムの作動と、望遠・広角化により、様々な対象にいち早く、正確に認識できるようになった。
■ ドライブに安心と愉しさを提供するアイサイトの機能紹介
機能 1 Adaptive Cruise Control
高速道路や自動車専用道路で、ロングドライブを快適にする追従機能付きクルーズコントロール。渋滞時でもスピードを自動調節しながら0km/h~100km/hの広い車速域で先行車に追従走行を実現。
- 低速時でも追従し、アクセルとブレーキ操作が頻繁な渋滞の運転も快適
- 走る愉しさにこだわるSUBARUが3段階から選べる車間距離と滑らかな加減速を実現。
- 白線を元に道路形状を把握し、別の車線を走っている車と、同じ車線を走っている車を識別できるのでカーブが多くても安心。
- ステレオカメラが横方向の動きもしっかり捉え、別車線から割り込んできた車にも素早く反応。
機能 2 Pre-collision Braking
急接近や見落としなどの万が一の時に自動でブレーキをかけるプリクラッシュブレーキ。運転中に衝突の危険がある場合、ドライバーに注意を促し、必要であれば自動的に減速または停止する。
- 高速走行時だけでなく市街地などの低速走行まで、広い車速域まで対応
- 車のみならず、歩行者や自転車も制御対象として市街地でも頼りになるより確実なシステム作動を実現。
- 警告表示後にブレーキ操作をした際にはプリクラッシュブレーキアシストによる強い制動力でアシスト。
機能 3 Pre-collision Throttle Management
発進時に起こりうるギアやペダルの操作間違えによる事故を防ぐAT誤発進抑制制御。前方の壁や車などの障害物を検知し、システムが誤発進だと判断した場合には警報音と警告表示でドライバーに注意を促す。
- ドライバーに注意を促すと同時にエンジン出力を抑え、加速が緩やかになる。
- 信号待ちや駐車場での飛び出し事故を防ぐ。
機能 4 Lane Departure and Sway Warning
安全なロングドライブを支援するアクティブレーンキープに加え、疲れや眠気からくる不安定な運転を感知し注意する警報&お知らせ機能。高速道路走行中に車がふらついたり、車線からはみ出しそうになった際にドライバーに注意を促す。
- シグナルなしで車線から逸脱しそうになると警報音と警告表示で注意を促す車線逸脱警報。
- 同じ車線内でも自車のふらつきを検知した場合には警報音と警告表示で注意するふらつき警報。
- また信号待ちの際に先行車が発進しても自車が発進しない場合には音と表示で知らせる先行車発進お知らせ。
ドライバーを見守るもう一つの目“アイサイト”。事故を起こさない車を目指し、あらゆる視点から安全性能を進化させ続けているSUBARU。アイサイトに加え、車体後部に内蔵されたセンサーで自車の後側方から接近する車両を検知する死角の“見える化”や、ハイビームをコントロールし夜間視界の確保など、先進の安全技術が乗る人にさらなる安心と愉しさを提供している。
SUBIE(スビー)
日本ではスバル車の愛好者をSUBARIST(スバリスト)と呼ぶように、カナダやアメリカなどの北米ではスバルを愛車としてドライブを楽しむ人々は、自らの愛車をSUBIE(スビー)と呼ぶ。SNSでも“#subie”として発信され、熱狂的なスバルファンの間ではファンクラブもあるほどだ。